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PC・スマホ不要の一体型HMD発売 VR180度カメラも新発表 レノボ・ジャパン

2018424日】

写真 1
「Lenovo Mirage Solo with Daydream」(左)と 「Lenovo Mirage Camera with Daydream」(右)

写真 2
別所哲也氏(右)と田中大輔氏(左)

 レノボ・ジャパンは4月24日に都内で記者会見を開き、世界初のスタンドアロン型のVRHMD「Lenovo Mirage Solo  with Daydream」およびVR180対応の4K2眼カメラ「Lenovo Mirage Camera with Daydream」の2製品を4月24日より予約を開始し、5月11日より店頭販売を開始すると発表した。
 同HMDは、Googleのインサイドアウト式モーショントラッキング技術の「WorldSense」を採用しており、同技術は内蔵するセンサーカメラで周囲を認識することで、コンテンツのトラッキングポイントを外部に設置する必要が無く、HMD単体で前後左右への動きやしゃがむ・ジャンプといったユーザーの上下運動にも対応する「Six Degrees of Freedom」に対応している。また、スタンドアロン型のHMDのため、PCやスマートフォンなどと接続をする必要がなく、またトラッキングポイントやケーブル類も不要なことから、同HMD単体で高度なVR体験を行うことも可能となっている。
 同社モバイル製品事業本部長の田中大輔氏は「当社はVRを全ての人に体験していただきたいと思っており、それを達成するには簡単さ、リアルさ、コンテンツの豊富さの3つが重要なワードになると考えています。ユーザーインターフェースの中で『簡単にできる』ことは非常に重要だと思っており、同HMDは被ったらすぐにVR体験ができるというところで、従来のVR体験の煩わしさを解消することができます。また、『WorldSense』に対応し、ハードウェアがスタンドアロンになったことで、ケーブルも無いので動くということに対してもフレキシブルに対応できます」と同HMDの特長について話しており、体験可能なVRコンテンツについては「現在はYouTube VRやNetflixなどからDayDream対応のコンテンツを楽しむことができます。今後は日本のパートナーともこの分野を広げてコンテンツを充実させたいと思っております」と話している。
 6月4日より開催されるショートショートフィルムフェスティバル&アジアにて、同映画祭の開設20周年を記念して新設されたVR部門「VR SHORTS」の特設会場に同HMDなどを20台ほど設置したブースが設けられる。記者会見に登場した同映画祭代表の俳優・別所哲也氏は「VRは映像作家の中でも熱い視線を集めている場所で、実際に国際映画祭に参加すると、名だたる映画祭にVR部門が設立されおり、当映画祭のVR部門の作品をコンテンツとして提供させていただきます。このコラボレーションから、ショートショートフィルムはさまざまな枠組みを超えて、皆様に楽しんでもらえるエンターテインメントへと生まれると思いますので、映画祭にもご期待いただけたらと思います」と話した。
 主な仕様は、CPUはQualcomm Snapdragon835を搭載し、ディスプレイはWQHD解像度の液晶ディスプレイで視野角が110度。メモリは4GBでストレージは64GB、バッテリーは4000mAhで、駆動時間は約3時間。本体重量は約645㌘となっている。
 同VRカメラは、デジカメやスマホと同じ感覚で使用できる1300万画素のデュアル魚眼カメラ。視野角は左右・上下ともに180度となっており、4K解像度映像の撮影も可能となっており、GoogleのVR動画向けフォーマットのVR180にも対応することから同HMDや他社製のHMDをはじめ、PCやタブレットでも再生できる。また、Googleクラウドとも連携可能なことから、撮影した動画像をYouTubeやGoogleフォトへアップロードを行うことも可能となっている。
 CPUはQualcomm SnapDragon626を搭載しており、メモリは2GBでストレージは16GB。インターフェースはUSB Type―CポートとmicroSDカードリーダーを装備。ワイヤレス通信のほかBluetooth4・2+BLEにも対応し、バッテリーの駆動時間は約2時間。本体重量は約139㌘。
 同VRカメラについて田中氏は「世界的に360度コンテンツよりも180度視野角のVRコンテンツは需要が高いことから製品導入を決定しました。Goodleクラウドなどと連携していることから、旅先で撮影した映像を家族に送ることもできますし、同HMDやスマホ・タブレットなどに撮影した動画像を送ることですぐにコンテンツを楽しむなど、様々なシーンでVR映像を撮ったまま楽しむことができます。これまでのVRは購入したコンテンツを楽しむのがメインでしたが、カメラが存在することによってユーザー独自の楽しみ方の幅が広がります」と話している。
 販売想定価格は「Lenovo Mirage Solo  with Daydream」が5万1200円(税別)、「Lenovo Mirage Camera with Daydream」が3万5800円(税別)となっている。

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