情報・通信

テクノホライゾングループが「ソリューションフェア 2021 in 東京」

2021423日】

写真 1
一体型電子黒板「xSync Board」

写真 2
「エルモLIVEスタジオ」

 テクノホライゾングループは、「ONE TECHNO HORIZON ~変革と共生~」をテーマとした自社グループ展示会「テクノホライゾングループ ソリューションフェア 2021 in 東京」を4月7日(水)~8日(木)に東京ドームシティ「プリズムホール」(東京都文京区)で開催した。
 フェアではグループが重点市場と定める『教育・IT』『FA』『医療・ヘルスケア』『安全・生活』の4つのシーンに分けて、グループシナジー効果を活かした製品やシステムによる新たなビジネスモデルを紹介した。重点市場ごとに①テクノクラウドを核としたワンストップソリューション②ニューノーマル時代に活用できる映像系ITソリューション③企業のIT化を促進させるテクノ流DXソリューション―の3つのコンセプトに基づいた製品やソリューションをそれぞれ展示した。
 時代変革により、ひたすらに経済成長を追い求める資本主義は終わりを告げ、パートナーやステークホルダーと共に歩む、共生の時代を迎えた。「ONE」、一つの集合体企業となったテクノホライゾンはグループシナジーを結集した価値ある製品群で、共生の時代を歩む未来ソリューションを提案した。
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 『教育・IT』ではエルモカンパニーの「学び方を伝えるICT化の第一歩」「一人一台端末を生かした協働的な学び」「はじめてのプログラミング教室」などを紹介した。4Kインタラクティブ書画カメラ(実物投影機)みエルモん「L―12F」は、圧倒的なリアル感を生み出す4Kクオリティが特長。1200万画素のCMOSセンサー搭載により、最大4Kの高精細映像を実現。フルHDでは表現しきれなかった細部まで高精細に表現でき、質感やディテールまでリアルに再現する。4K出力のフレームレートは30fps、フルHD出力時は60fpsのスムーズな映像再生が可能だ。光学ズーム12倍×センサーズーム2倍×デジタルズーム12倍、トータル288倍ズームで細部のリアルな質感に迫る。
 1300万画素モバイル書画カメラ(実物投影機)「MX―P2」は、〝いつもきれい〟(超高画質な映像で子ども達の集中力アップ)、〝より使いやすい〟(自由に映せてわかりやすい。マグネット搭載で高い視点からの撮影も可能)、〝さらにかんたん〟(コンパクトで簡単接続)。内蔵マイク追加でWebカメラとしても使いやすい。
 一体型電子黒板「xSync Board」(バイシンク・ボード)は、「誰でも使えるシンプルデザイン」がコンセプト。どんなアプリを使っているときでも画面から消えることのない安心の操作ボタン(イージーコントローラー)を搭載。書くボタンには日本語で機能が表記されており、初めて利用する場合でも一目でわかるようになっている。実物投影機と連携できボタンひとつで簡単に呼び出すことができる。忠実な色彩の再現では、フラットパネルディスプレイのため明るい場所でも見えやすく、教室を暗くする必要がない。授業の流れを止めることなく利用できる。また、デジタル教科書や他のアプリ、ホームページもすぐアクセス可能で授業時の円滑なICT活用を支援する。さらに、すでに整備されている大型テレビやプロジェクタによる活用も支援する。プロジェクタを黒板に投影した際、見えやすくする機能を搭載している。所定の画面転送装置にも対応。Windows PCとiPadにも対応しているため既存端末も有効に活用できる。55型から86型まで豊富なラインアップを用意。PCレスでの活用ではすぐに利用できるホワイトボード機能、USBメモリで教材データを提示する。TVチューナーも内蔵した。
 ワイヤレス・ペンタブレット かけるもん「CRA―2」は、書画カメラ(実物投影機)をインタラクティブにする。「かけるもん」を使えば、書画カメラで映した教科書や子どもたちのノート、実験器具の使い方といった手元の動きの映像へパソコンなしで直接書き込みができる。ポイントを書き込むことによって理解力や学習意欲を高めることができる。教室内のどこからでも書き込みができるワイヤレス機能を備えた。通信距離は15㍍。手が届かない天吊りテレビや大型スクリーンの上部への書き込みができる。フル充電(約4時間)すれば、一日中(連続稼動時間約15時間)使用可能だ。充電や電池交換不要なバッテリーレスペンを採用した。セッティングも簡単だ。
 「はじめてのプログラミング教室」では、アイロボット社のプログラミングロボット「Root」との連携ソリューションを紹介した。Rootは、無料でダウンロードできる専用アプリでのプログラミングにより、走る、光る、描く、音を奏でることが可能で、児童生徒のワクワク感を刺激し、自由な発想を創出する。RootはiOSなどのタブレット端末に専用アプリをインストールし、タブレット端末でプログラムを作ると、Bluetoothで接続されたRootをプログラムの通りに動かすことができる。
 「ScottieGo!」はゲーム感覚のプログラミング教材。実物のカードに印刷された個々の命令を並べて一連のコードを作成すると、実物投影機「MA―1」のカメラがコードを読み込み、画面上のキャラクターが命令通りに動く仕組みになっている。
 「エルモLIVEスタジオ」は、教室やPC教室を配信スタジオ化するソリューション。機器の操作感そのままのハイブリッド運用が行える。実物投影機「L―12F」と、一体型電子黒板「xSync Board」と、スマートスイッチャーが一体となり、機器の操作感そのままのハイブリッド運用が行える。資料共有だけでなく、先生の姿を含めたアングルでの映像との切り替えも可能になり、資料を見せるシーン、実物を見せるシーン、先生の説明を見せるシーンを切り替えながら配信するため、よりライブ感が伝わる。ビジネス用途でも遠隔会議などに最適なソリューションだ。
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 即時開催の会議や協働学習の場において、参加者の持ち寄る多様な情報端末機器の画面をスムーズに切り替えて電子黒板やプロジェクターなどの大型提示装置に提示でき、分割表示や書き込み等の機能、遠隔会議機能も備えた、スマートスイッチャー「HS―2」も注目を集めた。
 従来の会議環境における次のような課題を解決する。パソコンやタブレット、スマートフォンなど参加者の端末をモニターやプロジェクターに表示させる際、ディスプレイケーブルの取り付けなどの準備時間が発生してしまう。参加者の端末を切り替える時に、ディスプレイケーブルの挿抜で時間が浪費され議論が中断されてしまう。会議にもソーシャルディスタンスが求められるコロナ禍のミーティングにおいて、ケーブルの取り回しゆえ、その長さの範囲に人が集まってしまう。遠隔会議に取り組むと、会議ツールのインストールや操作などのITリテラシーが求められ、その格差により会議進行が妨げられることが発生する。
 このような従来の会議環境における課題解決手段として、エルモカンパニーは、「マルチデバイス対応」「専用アプリ不要で無線&有線接続」「パソコンレスで遠隔会議」「比較画面表示機能」「書き込み機能」「記録機能(静止画・動画)」を1台に搭載したミーティングツール〝スマートスイッチャーHS―2〟を提案している。同製品は、「マルチデバイス対応」「専用アプリ不要」「無線&有線接続」。各種デバイス、書画カメラに対応。専用アプリや専用ドングルが不要なので持ち寄ったパソコンにアプリをインストールする手間をかけずに無線接続が可能だ。有線接続にも対応しており、HDMI端子とType―C端子を搭載。ゲスト参加者の端末機器に臨機応変に対応し、その場で簡単、確実に接続し、画面共有して打ち合わせに入ることができる。
また、アプリを直接インストールして「パソコンレスで遠隔会議」できる。HS―2にアプリをインストールすればパソコンやスマートフォンを必要とせず、HS―2のみで遠隔会議を始めることができる。
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 エルモカンパニーとZoomとの連携ソリューションも関心を集めた。同カンパニーの電子黒板や書画カメラ(実物投影機)などの各種製品にインストール可能なアプリケーション「オンライン会議・オンライン教育ツール〝EZT〟」を開発し、サービスを始めている。
 〝EZT〟は、Zoomアプリをベースにエルモで独自開発したアプリケーションのため、接続先がZoomアプリであれば、つなぐことができる。また、EZT搭載製品が主催した会議や授業には、通常のZoom参加者が同時に300拠点まで接続することが可能だ。〝EZT〟を各種製品にインストールし契約することで、他にパソコンやタブレットなどの準備が不要で、より手軽に遠隔コミュニケーションを実現する。
 オンラインツール〝EZT〟による遠隔コミュニケーションサービスの特長は次の通り。
 エルモのAndroid OS搭載書画カメラ(実物投影機)MA―1をはじめ、Android OS搭載モデル(電子黒板、他書画カメラなど)にインストール可能。インストールは専用ポータルサイト「ELMOPlay」より行う。書画カメラMA―1では、人の顔表情はもちろん、書画カメラの特長であるカメラ部のヘッドを回転させることにより、手元にある紙資料や立体物、操作状況を遠隔にリアルタイムに共有できる。また、マイクも搭載しているため、これ1台あれば、簡単にオンライン会議、あるいはオンライン教育で幅広く利用できる。
 また、煩わしい手続き不要で利用可能。一般のZoomでは、主催する際に1人一つの、アカウントを登録(サインアップ)する必要がある。しかし、〝EZT〟は、弊社のAndroid OS搭載モデルに紐づくアカウントを使用するため、使用者の個人端末を占有することもなく、また、個人アカウントでのサインインは不要だ。Zoom契約されていないユーザであっても、EZT搭載端末のある会議室に入れば、誰でもオンライン会議・オンライン教育が可能となる。

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