6月1日の電波の日に「中央式典」開催、総務省など

 総務省(村上誠一郎総務大臣)と情報通信月間推進協議会(会長・遠藤信博NEC特別顧問)は、第75回「電波の日」(6月1日)及び第41回「情報通信月間」(5月15日~6月15日)を記念して、令和7年度電波の日・情報通信月間記念中央式典を6月2日(月)、東京・千代田区内幸町の帝国ホテル東京「藤の間」で開催する。協賛は電波協力会(代表・稲葉延雄NHK会長)。式典後の祝賀パーティは帝国ホテル東京「孔雀の間」(東京都千代田区)で行われる。

 主なプログラムは次の通り。

 開式の辞の後、村上総務大臣による式辞、遠藤情報通信月間推進協議会会長による挨拶が行われる。
 続いて、電波監理、電波利用または情報通信の発展に貢献した個人及び団体に対して、「電波の日」総務大臣表彰(個人/団体)、「情報通信月間」総務大臣表彰(個人/団体)、情報通信月間推進協議会会長表彰(志田林三郎賞/情報通信功績賞)が行われる。
 祝辞を衆議院総務委員長の竹内譲氏、参議院総務委員長の宮崎勝氏、電波協力会代表の稲葉NHK会長が述べる。
 電波の日は、昭和25年(1950年)に電波法、放送法及び電波監理委員会設置法が施行され、電波の利用が広く国民に開放されたことを記念して「電波の日」を設け、国民各層の電波の利用に関する知識の普及・向上を図るとともに、電波利用の発展に資することとしている。
 情報通信月間は、昭和60年(1985年)の情報通信の制度改革を機に、情報通信の普及・振興を図ることを目的として設けられたものであり、期間中、全国各地で情報通信に関する様々な行事を実施する中で、豊かな生活を実現する情報通信について広く国民の理解協力を求めていくこととしている。

 地域発デジタルコンテンツの奨励について、総務省総合通信局等では、クリエイターの育成や作品発表の場の提供、地域からの情報発信等を目的に、デジタルコンテンツに関するコンテスト等を実施している。その中でも、特にすばらしい作品を制作し、今後の創作活動が期待される方々について、総務大臣奨励賞を授与している。

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kobayashi
主に行政と情報、通信関連の記事を担当しています。B級ホラーマニア。甘い物と辛い物が好き。あと酸っぱい物と塩辛い物も好きです。たまに苦い物も好みます。