JDS、「2025 THE AWAODORI」渋谷で6月21日開催

日本デジタル配信(JDS、東京都渋谷区、高秀憲明代表取締役)はケーブルテレビ徳島(徳島県徳島市、梅田真司代表取締役社長)、阿波おどり未来へつなぐ実行委員会(徳島県徳島市)と協業し、「2025 THE AWAODORI ―序章― 徳島の本気、渋谷で乱舞」を6月21日(土)に渋谷ストリーム6階ホールほか(東京都渋谷区渋谷3―21―3)で開催する。
 後援は徳島市。協力は徳島市阿波おどり振興協会、東京高円寺阿波おどり振興協会、南越谷阿波踊り振興会 東急、JCOM、渋谷ストリーム ホール、ぴあ。
 入場料は6階観覧券で予約3,000円、当日3,500円(立ち見になる場合がある)。チケット販売はチケットぴあ https://w.pia.jp/t/the-awaodori/

 このイベントは、8月の徳島市阿波おどり「THE AWAODORI」(2025年より徳島市阿波おどりの総称を「THE AWAODORI」へ統一ブランディング化を推進中)に先駆け、首都圏で本格的な阿波おどりが体験できる阿波おどり実行委員会公認のイベント。
 徳島市阿波おどり振興協会に所属する有名連から選抜された踊り手たちによる特別なグループ「選抜連」が登場し、渋谷ストリームホールを舞台に磨き抜かれた演舞を披露する。ホール内は全席指定とし、天候に左右されない室内でゆったりと本物の阿波おどりを観覧できる。
 また、関東最大級の規模を誇るふたつの阿波おどりも登場。東京高円寺阿波おどりからは、江戸っ子連、吹鼓連、天翔連の合同による「高円寺阿波おどり連協会合同連」、南越谷阿波踊りからは、この日のために各連から選りすぐった踊り手を集めた「南越谷阿波踊り合同連」がイベントを盛り上げる。
 4階エントランス(入退室自由、誰でも無料で観覧できる)では、高円寺阿波おどり連協会合同連、南越谷阿波踊り合同連のデモンストレーションをはじめ、歴代阿波おどりポスター全70枚 掲示、フォトコーナー、また徳島市の観光情報や名産、グルメも用意した物産展を開催する。
 渋谷ストリーム前稲荷橋広場では、ホールでのイベントに連動し高円寺阿波おどり連協会合同連、南越谷阿波踊り合同連のデモンストレーションを披露。また徳島の鯛塩ラーメンやアイスクリーム、軽食などのキッチンカーも用意して、来場者へ寛ぎのスペースを提供する。
 JDSとケーブルテレビ徳島は、JDSが推進する地域活性化施策『satonokaプロジェクト』の取り組みとして、徳島市阿波おどり生中継を軸に「放送×リアル×通信」を融合させたイベントを東京・新宿区で2023年より実施してきた。
 今回は、satonokaプロジェクトを通じて得た知見を元に、JDSとケーブルテレビ徳島が連携してプレイベント化を企画。「THE AWAODORI」へ向け、首都圏でのプロモーション強化を課題とする阿波おどり実行委員会へ提案し、共同開催が実現した。
 satonoka編成強化ではイベント開催に合わせ、6月21日(土)までの間、ケーブルテレビ徳島が制作した「2024徳島市阿波おどりダイジェスト」をはじめ、徳島をテーマとした番組を集中放送する。
 JDSでは、今後も同社が持つプラットフォームリソースを最大限に活用し〝コンテンツを通じた地域活性化への取り組み〟を推進し、ケーブルテレビ事業者との連携強化、また様々な事業者との連携を進め、地域の魅力をより多くの人たちへ届けられるプラットフォームとしての役割を果たす。
 イベント情報WEBサイト
https://shibuya-awaodori.tcn.jp/
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 ◇実施概要
▽6階ホール=徳島市阿波おどり振興協会選抜連によるステージ演舞を披露。観客と一緒に踊る体験も用意。全席指定でゆったり観覧できる。第1部、第2部で入れ替えを実施 ▽5階ホワイエ=6階観覧チケット購入者向けのおもてなしスペース。ウェルカムドリンク、フード(有料)なども用意。また、選抜連の踊り手の「ここでしか聞けない」トークショーも行われる。
 ◇イベントプログラム▽徳島市 阿波おどり振興協会選抜連 演舞(6階):第1部13・30開場、14・00開演、第2部17・00開場、17・30開演(各公演約45分)。※演舞終了後に5階ホワイエで選抜連踊り手によるトークショーあり▽高円寺阿波おどり連協会合同連 演舞(稲荷橋広場)12・15~/15・15~〈4階エントランス13・45~/15・45~▽南越谷阿波踊り合同連(稲荷橋広場)14・00~/16・15~〈4階エントランス14・30~/16・45~〉。
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 ※徳島市阿波おどり振興協会選抜連:徳島市の阿波おどり振興協会に所属する有名連の中から、選抜された踊り手だけが集まった、磨き抜かれた演舞を披露する特別なグループ。観客に感動を与え、阿波おどりの魅力を最大限に引き出す力がある。東京で選抜連の演舞が観られるのは特別な機会。
 ※高円寺阿波おどり連協会合同連:江戸っ子連、吹鼓連、天翔連の合同による、今回のイベントのための特別編成。 高円寺阿波おどりは、1957年商店街が賑わい創出事業として始まる。その後、本場徳島に指導を仰ぎ、高円寺に暮らす人々の応援により規模が年々拡大。現在では東京の夏の風物詩と言われるようになった。東京高円寺阿波おどりが開催する8月第4土・日には1万人の踊り手と、延べ100万人もの観客が集まり、高円寺の街は文字通り阿波おどり一色となる。
 ※南越谷阿波踊り合同連:「渋谷」開催をイメージし、各所属連から主に若い世代の踊り手を選抜した特別編成。日本三大阿波おどりのひとつとされる南越谷阿波踊りは、8月下旬に埼玉県越谷市で開催され、約70万人以上が訪れる夏の風物詩と言える。
 ※阿波おどり未来へつなぐ実行委員会:徳島市民による徳島市民のための阿波おどりを安定的かつ継続的に開催し、徳島の伝統文化である阿波おどりを次世代に、そして未来につないでいく事を目的とする。
 ※satonokaプロジェクト:地域情報を集約するケーブルテレビ事業者が〝地域プロデューサー〟となり、その地域が今最も伝えたい情報をJDSとの連携で映像コンテンツ化。『satonokaプロジェクト』の持つ様々なソリューション(例:イベントとの組み合わせ、ライブコマース&リアル店舗連携、IP-VODサービスやライブビューイングなど)を通じ、コンテンツの魅力を増幅させて全国へ届けて、地域の盛り上げにつなげる取組み。
 ※ケーブルテレビ徳島:徳島県徳島市を中心に徳島県内2市8町村にサービスを展開するケーブルテレビ局。いち早く伝送路のFTTH化を完了し加入率は90%を超える。阿波おどり中継のほか、高校野球など地域スポーツの生中継など地元に根差した番組を制作する。2022年には生中継用放送設備のIP化を行い、さらに2024年の阿波おどり中継ではローカル5Gによる映像伝送を行うなど先進的な取り組みを数多く行っている。

6月18日(水)付け5面に掲載