テレビ朝日 7月スタートの新ドラマ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」と「特捜9 final season」の出演者がバトンタッチ

テレビ朝日系で7月に放送がスタートする水曜夜9時の新ドラマ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」。大森南朋×相葉雅紀×松下奈緒のトリプル主演による同作の撮影現場を、現在同枠で放送中の「特捜9 final season」で主演を務める井ノ原快彦が訪問し、「バトンタッチ会」が行われた(写真左から:井ノ原快彦、大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒)

 

「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」は、「相棒」「科捜研の女」「特捜9」「刑事7人」など、テレビ朝日水曜夜9時の〝刑事ドラマ枠〟で10年ぶりに誕生する新シリーズ。携帯電話やパソコン、防犯カメラ映像の分析などで捜査の最前線に立つ警視庁捜査支援分析センター(SSBC)が舞台。ドラマでは、SSBCに新設された別班「SSBC強行犯係」と同班を取り巻く人々の活躍が描かれる。

 

2006年に放送が始まった渡瀬恒彦主演の「警視庁捜査一課9係」から、自身が主演を務める「特捜9」まで、通算20シリーズにわたって浅輪直樹役を演じてきた井ノ原快彦は「『特捜9 final season』はもうクランクアップしているので、こんなに早くまたこの(衣装の)スーツを着られるとは思っていなかったです。いい時間を持たせていただいてありがとうございます。大好きな3人なので、バトンタッチできることにワクワクしています」と心境を明かした。

 

「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」でSSBC強行犯係のメンバー伊垣修二役を演じる大森は「非常に伝統的な枠である水曜9時。いろんな方がやられてきて、そのシリーズの長さなども見て存じ上げているので、こうやってバトンを受けられるのは光栄です。僕たちのドラマはまだ始まったばかりですが、どうなっていくのか、とても楽しみにしています」と現在の心境を明かし「今までの刑事ドラマの面白いところを踏襲しながら、また新しい一面も見せられるような、素晴らしい作品になっていくと思います」と注目ポイントをアピールした。

 

SSBC強行犯係の新人メンバー名波凛太郎役を演じる相葉は「重厚な事件も描きながら、皆さんのキャラクターが立っているので、コミカルな部分も多くあると思います。住居に付いている防犯カメラ、お店に付いている防犯カメラ、車に付いているドライブレコーダー…そういったもの全てのものを駆使して事件を解決していきます」と見どころを語った。

 

警視庁捜査一課主任・青柳遥役を演じる松下は「時代とともにいろいろな刑事ドラマが生まれ、設定などもハイテクになっていったりと変化していますが、どの作品も長く皆さんに愛された作品だという印象的です。私たちも長く、面白いものを作っていけたらと思います」と伝統の刑事ドラマ枠への思いを述べ、「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」については「事件を解決するのはもちろん大前提として、そこに出てくるキャラクターが皆さん魅力的で愛される人たちばかりなので、人間ドラマとしても楽しめる、そんな刑事ドラマになっていると思います」とコメントした。
 

 

バトンタッチ会では、相葉から井ノ原へ「『特捜9』おつかれさまでした」の気持ちを込めた花束のプレゼントが手渡され、井ノ原からはドラマの撮影が行われる東映撮影所の食堂で使える210食分のチケットが贈られた。思いがけないサプライズに大森、相葉、松下も「すごい!」と感激していた。