NHK 大河ドラマ「べらぼう」6/15放送回に現役幕内力士の遠藤、若元春、錦木が出演

錦木関「横浜流星さんは格好良くて気さくな方でした」

 

NHKは、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の15日放送回「我こそは江戸一利者なり」に、関取役で3人の現役幕内力士が出演すると発表した。出演するのは、東前頭筆頭の若元春(荒汐部屋)、東前頭十一枚目の遠藤(追手風部屋)、西前頭十六枚目の錦木(伊勢ノ海部屋)。3人の力士は宴席のシーンで蔦重(横浜流星)、信濃の豪商・熊野屋(峰竜太)との共演を果たす。

 

収録を終えた3人がコメントを発表した。

 

遠藤関「セリフを言うときは恥じらいを捨ててやりきりました。横浜さんの肩を叩く芝居があったのですが、どのくらいの力の強さで触っていいのか、彼の体がブレてしまったら申し訳ないなど、いろいろ考えながら演技しました。ぜひ放送を楽しみにしてください」

 

若元春関「なかなかできる経験ではないので、いい経験になりました。セリフがあるとは思わなかったのでびっくりしました。ふだんの取組より緊張しました。ぜひ、『べらぼう』ご覧ください」

 

錦木関「収録は緊張しました。横浜流星さんは格好良くて気さくな方でした。頑張って演技したので、大相撲ファンの皆さんも楽しんで見て欲しいです」

 

写真前列左から:錦木関、遠藤関、若元春関 写真後列左から:横浜流星、峰竜太

 

第23回「我こそは江戸一利者なり」あらすじ
狂歌で南畝(桐谷健太)の名が江戸中に知れ渡り、蔦重(横浜流星)が手掛けた狂歌の指南書『浜のきさご』などが飛ぶように売れた。耕書堂は江戸で最も注目される本屋となる。蔦重は江戸一の目利きと呼ばれるようになり、須原屋(里見浩太朗)から日本橋に進出することを勧められる。一方、誰袖(福原遥)は、蝦夷地の駆け引きで、商人を通さず、直接オロシャから琥珀を買い付けてはどうかと、松前廣年(ひょうろく)を口説こうとする。