
首都圏主要ラジオ局6局が連携 「NO!闇バイトキャンペーン」をスタート
~高まる「闇バイト」の危険性に警鐘を鳴らし、健全な社会づくりに貢献~
首都圏ラジオ局のTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、エフエム東京(TOKYOFM)、J-WAVE、InterFM897は、現在社会問題となっている「闇バイト」による被害防止と撲滅に向けた共同キャンペーン「NO!闇バイトキャンペーン」を7月2日(水)から開始する。
【キャンペーン実施の背景】
近年、SNS等を通じて「高収入」「簡単な仕事」「ホワイトバイト」といった甘い言葉で若者を勧誘し、特殊詐欺や強盗などの犯罪に加担させる「闇バイト」が社会問題となっている。特に安易な気持ちでSNSから応募し個人情報を握られて抜け出せなくなるパターンが圧倒的に多く、若い世代が被害に遭う割合が高い状態となっている。また、「闇バイト」犯罪の被害に遭うのは高齢者が多く、加担する世代、被害に遭う世代、どの世代に対しても「NO!闇バイト」を発信し、自分、家族、家を守る気づきを発信することが大切と考えられている。
このような状況を受け、生活者との距離が近く影響力を持つラジオメディアとして、社会的責任を果たすべく、首都圏の主要ラジオ局6局が結束し、本キャンペーンを実施することになった。本キャンペーンには、警備業者の綜合警備保障(ALSOK)が協賛する。
【主な取り組み内容】
■統一CMの制作・放送:各局で共通のメッセージを発信する啓蒙ラジオCMを作成し、首都圏の主要ラジオ局6局で連動して放送する。また、各局代表のアンバサダーがCMでメッセージを伝える。アンバサダーを務めるのは、毒蝮三太夫(TBSラジオ)、吉田照美(文化放送)、飯田浩司(ニッポン放送)、ユージ(TOKYO FM)、サッシャ(J-WAVE)、ロバート・ハリス(interfm)
■デジタル連携:各局の公式SNSやWEBサイトでも情報発信を行い、ラジオと連携したマルチメディア展開を図る。
【社会的意義】
本キャンペーンは、メディアが果たすべき社会的責任の一環として実施する。競合する立場を超えて首都圏の主要ラジオ局6局が連携することで、より大きな社会的インパクトを生み出し、「闇バイト」撲滅に向けた社会全体の意識向上に貢献することを目指す。また、ラジオが持つ「身近な存在」としての特性を活かし、若者たちに寄り添いながら、『あなたの家が狙われるリスク』そして『大切な家族が巻き込まれる危険性』について、正しい情報を分かりやすく伝えることで、犯罪に巻き込まれる前の予防的効果を狙う。
【キャンペーン概要】
企画名称:NO!闇バイトキャンペーン
実施期間:7月2日(水)~9月30日(火)(予定)
参加ラジオ局:TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、エフエム東京(TOKYOFM)、J-WAVE、InterFM897
協賛:綜合警備保障(ALSOK)
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当