
NHK 総合テレビ夜11時台 第2クール新3番組が30日からスタート
NHKは総合の午後11時台を「若年層向けゾーン」(月~水曜)とし、様々な番組を3か月ごとに入れ替えている。6月30日からは今年度の第2クールがスタートする。今回もユニークな視点で現在の日本や人々の心情に迫る番組がラインナップされている。
■『アイカタ』
月曜は『アイカタ~大切な人の “イイところ”撮ってきてください~』を放送。撮影者が、一番大切な人であるアイカタの“イイところ”を撮るために密着を行う番組。撮影された映像には、大切な人への優しさ、敬意、愛情が記録され、番組を通じて“半径3メートルの幸せ”が見つかる、そんな新感覚ドキュメンタリー。6月30日の初回は、人気コスプレイヤーのえなこが所属事務所社長のよきゅーんを撮影、さらにM-1グランプリ2019王者・ミルクボーイのコンビ、バリアフリーのいちご狩り農園を始めた夫婦が登場する。MCは加藤浩次。
■『最深日本研究』
火曜は『最深日本研究~外国人博士の目~』。日本文化に興味を持つ外国人研究者が取り組んでいる、独自の研究に焦点を当てる番組。7月1日の初回はノルウェー人の社会言語学者、ヴォーゲ・ヨーランが登場。彼が研究するのは日本の「笑い」。プロの漫才から日常の会話まで、日本には世界に類を見ない、笑いを取り込んだ独特のコミュニケーション術が存在するという。夜の飲食店で日本人の会話を調査する中から発見した“相づち文化”の特殊性。そして、日常会話にも現れるボケとツッコミの役割分担など、笑いの秘密を求めて日本各地をリサーチ。欧米と日本の笑いの違いはなぜ生まれるのか? そしてたどり着いた笑いの“臨場感”とは?
■『笑う会社革命』
水曜は『コント×ドキュメンタリー 笑う会社革命』。会社の“あるある”をコントで、解決を探る“現場”をドキュメントで紹介する。働く人の本音の悩みと向き合う、新しいスタイルのビジネス番組。7月2日の初回のテーマは「配属ガチャ」。会社員の宿命「配属ガチャ」。希望の仕事ができるのか、いい上司に出会えるのか、半ば運しだいという、“あるある”な悩み。宇宙開発を志していた新入社員・池田(池田直人)は、入社早々畑違いの部署への配属を言い渡される。しかも上司の斉藤(生瀬勝久)は日和見で言うことは矛盾だらけ。上がらないモチベーション、行き詰る人間関係。つらくなるばかりの会社ライフを救うヒントはどこにあるのか?
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当