
朝日放送ラジオ&radiko 「オーディオ高校野球」に新たなサービスとコンテンツが登場
朝日放送ラジオとradikoが昨年共同で立ち上げた音声サービス「オーディオ高校野球」。両社は今年から始まる新たなサービスを発表した。
「オーディオ高校野球」とは、DAU(Daily Active Users)約190万のユーザーをかかえるradikoのプラットフォーム内において、地上波ラジオ局とは別に、高校野球中継の専門局「オーディオ高校野球」を期間限定で立ち上げることで、地上波では実現できなかった完全中継をエリア制限なく、全国どこからでも完全無料で聴くことができる音声ライブ配信サービス。サービス初年度の2024年は聴取者数100万人を突破した。
■「タイムフリー」「タイムフリー30」に対応
今年は昨年と同様、radikoに特設チャンネルを設置し、第107回全国高等学校野球選手権大会を完全無料・完全中継で配信するほか、過去にさかのぼって聴取可能な聴き逃しサービスである「タイムフリー」と「タイムフリー30」に対応する。「タイムフリー30」は、radikoの有料サービスで、過去30日以内に放送されたラジオ番組を時間制限なしで何度でも聴ける機能。無料のタイムフリー機能では、過去7日以内に放送された番組を再生開始から24時間以内、合計3時間までという制限があるが「タイムフリー30」では、これらの制限がない。
■「ふるさとマイベストゲーム」
今年から試合間のオリジナルコンテンツとして「ふるさとマイベストゲーム」を配信する。朝日新聞の高校野球担当デスクの山口史朗氏と全国各局のアナウンサーたちが地元にまつわるマイベストゲームを語り合うもので、6月30日現在は、系列を問わず全国から13局が参加、18コンテンツが収録済み(北海道①、北海道②、宮城、福島、東京、神奈川、静岡、岐阜、滋賀、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、広島、佐賀、沖縄)。
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当