
アンリツ、非地上系ネットワーク向けデバイス開発の支援を強化
アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、非地上系ネットワーク(NTN)向けデバイス開発の支援を強化するため、「Non-Terrestrial Networks (NTNs)」サイトをリニューアルし公開しました。このサイトでは、NTNのユースケースやデバイス開発の課題、テストソリューションについて紹介しています。これにより、お客さまが必要としている情報を提供し、課題解決をサポートします。
アンリツは、非地上系ネットワークの発展に貢献するため、今後も最新のテストソリューションを提供してまいります。
NTNの現状とアンリツの取り組み
NTNは、民間企業による低軌道衛星を用いた商用サービスが開始され、将来は通信設備が整っていないエリアでもブロードバンド通信が可能となり、社会的な課題解決が期待されています。スマートフォンベンダーは北米を中心に緊急時のSOSメッセージサービスを提供しており、日本国内でもサービスが開始され注目を集めています。また、大手通信事業者も米国でのテキストメッセージングサービスを提供しており、グローバルでのサービス開始も予定されています。将来的には、デバイスから直接音声やビデオ通信のサービスが計画されており、衛星関連市場の拡大と共に、NTN市場も成長しています。
NTNでは一方で、デバイスのRF性能、認定試験、バッテリー持続時間の評価、フィールドでの電波干渉評価などのほか、衛星特有の遅延、周波数シフトなどの課題があります。衛星との通信技術は3GPPで規格化が進んでおり、アンリツは、NTN NB-IoT向けのテストソリューションを提供しています。「Non-Terrestrial Networks (NTNs)」サイトでは、ユースケースの広がりが期待されるNTNの関連情報を提供してまいります。
この記事を書いた記者
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営業部所属
主に企画、広告営業を担当。
お付き合いで始めたゴルフが、今では一番の趣味。
最近ではギアにもこだわりをもっています。
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