Review、【独自調査】東京で約9,000件の飲食・理美容店が新規開業 “開業都市TOKYO”の実態

 Review(リビュー/大阪市中央区/代表取締役:藤本茂夫)は、「人」と「IT」のチカラを組み合わせ、全国の実在する店舗・施設・法人などのデータを独自に収集・整備し、提供するデータプロバイダーです。

日々データを更新し、圧倒的な網羅性とリアルタイム性を保持。他社にはない“人の手を通した情報の強さ”を武器に、マーケティング・営業戦略・店舗開発など、あらゆるビジネスの支援をしています。Reviewは独自の視点で、2024年1月〜12月における東京都内の飲食・理美容業の新規開業データを独自に集計・分析した「東京開業レポート」を発表した。

◇約9,000件の開業から見える、挑戦の都市東京の“今”
2024年、東京都内で新たに開業した飲食店は8,326件、理美容店は879件にのぼり、合計で約9,000件の出店が確認されました。都心部を中心に回復基調が鮮明となり、開業件数はコロナ禍前の水準に迫る勢いです。とくに渋谷区や新宿区、中央区など、“人が集まる街”への出店が目立ちました。
一方で、世田谷区・豊島区・八王子市といった住宅密集エリアでも安定的な出店が続いており、用途や目的に応じた多様な開業パターンが生まれています。

東京の飲食店開業数ランキングトップ5には、以下の市区町村がランクインしていました。

◇東京の飲食店開業 市区町村ランキングTOP5


2024年における飲食店の開業件数を市区町村別に見ると、以下のエリアが上位を占めました。
 1位:新宿区(1,081件)
 2位:渋谷区(644件)
 3位:中央区(517件)
 4位:港区(474件)
 5位:千代田区(467件)

これらの区に共通するのは、昼夜問わず人が集まり、オフィス・商業・観光が交差する都市構造です。ランチ・ディナー・深夜営業まで、多様な業態が共存できる商圏として、高い開業需要を維持しています。とくに新宿区は、歌舞伎町や新大久保などナイトタイム経済を支えるエリアを抱え、居酒屋・バー・各国料理など多様な店舗が軒を連ねています。