富士通とインド理科大学院、新素材開発などにより社会課題解決を加速する先端AI技術の共同研究を開始
富士通とインド理科大学院(IISc)は、2025年10月1日より、反応拡散系 のシミュレーションを高速化するソフトウェア技術開発の共同研究を開始した。
本共同研究では、化学反応シミュレーションやスマートグリッドにおける電力需要 シミュレーションなど自然科学・工学の幅広い分野において活用されている反応拡散系モデルをグラフネットワーク上に実装することで、現実世界のより複雑な問題を実用的な時間で処理できるようにする新たなアルゴリズムを考案し検証する。
また、富士通が開発している省電力・高性能なArmベースのCPU「FUJITSU-MONAKA」 シリーズの特長を生かし、2030年度までに、反応拡散系のシミュレーションを省電力で高速化するソフトウェアの実現を目指す。
両者は本研究の成果をもとに、省電力・高性能な「FUJITSU-MONAKA」シリーズを活用してさまざまな社会問題を解決することで、イノベーションによって社会に信頼をもたらし、持続可能な社会の実現に向けて貢献する。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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