東芝、量子インスパイアード最適化計算機を自律移動ロボットに搭載
東芝とミライズテクノロジーズは、東芝独自の量子インスパイアード最適化計算機「シミュレーテッド分岐マシン(Simulated Bifurcation Machine、SBM)」を、ミライズテクノロジーズが開発した自律移動ロボットに搭載し、自律移動体の高度な制御へ適用する有効性を、共同で実証した。
量子インスパイアード最適化計算機は、量子計算の原理に着想を得たアルゴリズムにより、複雑な組合せ最適化問題を高速に解く技術。自動運転車や自律移動ロボットなどの自律移動体では、サイズや消費電力、コストといった制約がある中で、年々高度化する情報処理をリアルタイムで行うことが難しいという課題があった。今回、東芝はSBMを活用した「多体物体追跡アルゴリズム」を開発し、東芝独自の回路設計により組込み向けFPGAに実装することで、これらの課題を解決した。さらに、ミライズテクノロジーズは本FPGAを自律移動ロボットに搭載し、リアルタイムでの自律移動が可能であることを実証した。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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