
KDDIが港区高輪の新本社稼働開始、JR東日本とのまちづくり事業本格化見据えて
KDDIは7月1日、東京都千代田区飯田橋から東京都港区高輪の「TAKANAWA GATEWAY CITY」THE LINKPILLAR 1 NORTHに本社を移転した。新本社のコンセプトは「つなぐチカラを進化させ、ワクワクする未来を発信し続けるConnectable City」。
同社はJR東日本と共に2020年12月、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」をコンセプトとした分散型まちづくりのための「空間自在プロジェクト」の実現に向けて基本合意書を締結。デジタルツインを活用した新たな体験の創出等の取り組みを本格化させるために本社機能の移転を決定した。
新本社には、社内外の共創を促進するコラボレーションスペースや、グループ会社とともに貸し切りでイベントを実施できるエリア、働き方の変化にフレキシブルに対応できるレイアウト変更が容易なオフィス空間などを設けている。これにより活発な交流を促し、アイデアやイノベーションの創出の推進を目指す。また、ロボットやオフィスBPOなどを導入し、スマートシティの実現に向けた実証などを実施していく予定。
飯田橋の旧本社は2003年から稼働。同社広報部によると、移転後はグループ会社が管理し、活用を検討していくとしている。
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