ソニーPCL バーチャルプロダクション人材を育成 VAD入門プログラムを日本で展開

ソニーピーシーエル(ソニーPCL、東京都港区、中村英明社長)は、2024 年春より、日本国内におけるバーチャルプロダクション人材育成を目的としたカリキュラム“PXO’s VP Academy for VAD”の提供を開始すると発表した。
ソニーPCL が提供する育成カリキュラムは、アカデミー賞やエミー賞、VFX 業界のアカデミー賞と呼ばれるVES アワードの受賞歴を持つ米国ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント傘下のVFX カンパニー Pixomondo Inc.(PXO、カナダ・オンタリオ州 トロント)が、バーチャルプロダクションで活躍できるVAD(Virtual Art Department)人材を育成するために開発したもので、すでにカナダ国内の教育機関でVAD アーティスト専門トレーニングとして提供されている。
ソニーPCL は、同カリキュラムの日本語対応と共に、理解を促進するための独自プログラムの開発を実施し、オンラインを中心に、スタジオでの実習も含めた複合的な育成カリキュラムの提供を行っていく。第一弾として、映像クリエイター向けのオンラインメディアを中心に事業を展開する、Vook が運営する”Vook school”を通じて、プロフェッショナル向けの実践講座をオンラインで提供する。(全文は2月28日号3面に掲載)

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。