![「v―labo」](https://www.dempa-times.co.jp/wp-content/uploads/2023/11/1 「v―labo」.jpg)
IVS41 TOWER LAB. リモート編集/MAシステム開発
IVS41 (東京都港区、福浦与一代表) TOWER LAB.(映像事業部)は、さくらインターネットの画像変換・配信サービス「ImageFlux(イメージフラックス)」を使用した映像中継技術、リモート編集/MAシステム「v―labo(ブイラボ)」をリリースした。
「v―labo」ではリモートでの映像編集/MA や編集エディター・アシスタントのリモート化はもちろん、カメラの映像も高画質、超低遅延で配信できるため映像中継システムや収録中の映像を遠隔地でモニタリングする用途でも使用できる。また初めて「v―labo」を利用する人へ、トライアルプランの提供を開始する。
これまで、テレビ番組をはじめとするポストプロダクションでの映像編集/MA作業はエディター・アシスタント・ディレクターなどが編集所に集まる必要があった。しかし、映像制作の効率化、昨今のリモートワークの浸透という背景から「v―labo」の開発を開始、「ImageFlux」の技術を持つさくらインターネットとタッグを組み、今回のローンチに至ったという。「v―labo」では編集室で作られる映像と音声、テロップ作成画面をリアルタイムで配信。「v―labo」上でコミュニケーションも可能なため、エディター・アシスタント・ディレクターがお互いに顔を見て会話をすることができ、まるで編集所にいるかのように編集作業を進めることができる。また、チャット機能も搭載されているため、テキストやプロジェクトデータ、画像データなどのやりとりも「v―labo」上で完結する。
遅延が最大0・5秒程度のため、インターネット環境さえあればパソコン1台でスタジオと中継先のスムーズなやりとりが可能になる。また、カメラの映像を「v―labo」を通して世界中どこからでもリアルタイムに確認することができるため、撮影・収録のリモートチェックといったニーズにも応える。そのほか「v―labo」は映像制作者のリモートVTRプレビューにも利用できる。(全文は11月20日号3面に掲載)
投稿者プロフィール
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
最新の投稿
放送コンテンツ2024.07.26「北陸放送機器展」、9月2日~3日に富山県民会館で開催
放送コンテンツ2024.07.23A―PAB 新4K8K衛星放送視聴可能機器台数
放送コンテンツ2024.07.22VGT2024、4132名が来場
放送コンテンツ2024.07.19放送文化基金賞 放送技術はNHKなど4件