NHKスペシャル「未解決事件」で森山未來が検事役を熱演

NHKはこのほど、3月30日に放送するNHKスペシャル「大型シリーズ・未解決事件 File10.下山事件」の取材会を東京・渋谷の放送センターで開いた。会見には、ドラマ編に出演する俳優の森山未來が出席した。

「大型シリーズ・未解決事件」は、日本中に大きな衝撃を与えた「未解決事件」の謎を番組独自の取材によって徹底検証するNHKスペシャルのシリーズ。今回は、数多くの作家やジャーナリストが挑み、誰もが真相に近づくことが出来なかった“占領期最大の謎”と呼ばれる「下山事件」をドラマとドキュメンタリーで取り上げる。

1949年7月、国鉄職員10万人の解雇に関して労組と交渉中、忽然と姿を消した下山定則総裁はその後、無残な轢死体で発見された。遺体を調べた結果、死体から血が抜き取られていたことが発覚。自殺か他殺かをめぐる論争が巻き起こる中、東京地検の主任検事として捜査を指揮することとなった布施健(森山未來)は、自殺として不可解な点が多いことから、他殺の糸口を探っていくが大きな壁にぶち当たることとなる…。
会見で森山は「漫画家の手塚治虫さんや浦沢直樹さんがこの事件を描いているように、物語として描きたいという思いに駆られてしまうくらい謎めいた物語で、見ている分には面白いのですが、演じている時は無常観というか、そういったものにおそわれていた記憶があります」と撮影時の心境を吐露。「こういうことが本当にあったのだと、より多くの人に知ってもらうことが番組の意義につながると思っています」とメッセージをおくった。

NHKスペシャル「大型シリーズ・未解決事件 File10.下山事件」のドラマ編は総合テレビで3月30日午後7時30分から放送。ドキュメンタリー編は同日午後10時から放送。