「バーチャルマスターオペレーター」の画面

テレビ北海道 「バーチャルマスターオペレーター」 日本民間放送連盟賞 技術部門 最優秀

テレビ北海道の技術・DX推進局が開発した「バーチャルマスターオペレーター」が日本民間放送連盟賞技術部門の「最優秀」を受賞した。
「バーチャルマスターオペレーター」は、放送局のマスタールームのレイアウトをパソコン画面上にCGで忠実に再現したソフト。マスタールーム内の機器のオペレーションや監視業務をリモート環境でリアルタイムに行える。担当者がマスタールームにいなくても自宅や別室からリモート運用が可能なため、マスター業務の大幅な効率化につながる。また、外部ネットワークと切り離されていることから、高いセキュリティも確保した。複数局のマスターの統合監視や次世代クラウドマスターへの展開も可能なほか、放送以外にも、ビルやプラントなど、様々な監視業務での利用も見込まれている。
(全文は11月1日付3面に掲載)