NHK「NHK経営計画(2024―2026年度)(案)」 2026年度にラジオの2波化などメディアを整理

NHKはこのほど「NHK経営計画(2024―2026年度)(案)」をまとめた。現在、同経営計画(案)に対する」意見募集(パブリックコメント)を実施している(期間は11月9日まで)。これらの意見を参考にとりまとめ、経営委員会の議決後、総務大臣に提出する予定。
同経営計画(案)では、まず究極の使命は「健全な民主主義の発達に資する」(放送法)とし、今日本の公共放送(メディア)NHKに何が求められているのかを定義。基軸は、信頼できる基本的な情報な提供すること、すなわち「情報空間の参照点」を提供することとした。さらに、民主主義の基盤である多角的視点、すなわち「信頼できる多元性確保」へ貢献することとした。
今目指すべきコンテンツの6つの柱である①デジタルと放送が連携して災害時になくてはならない命綱に、②“フェイク”の時代だからこそ顔のみえる信頼のジャーナリズム、③民主主義の一翼を担い平和で持続可能な世界の構築に貢献、④世界で輝く良質な教育・幼児子どもコンテンツ、⑤未来を見つめ人生を豊かにする教育・エンターテインメント、⑥幅広いジャンルと地域情報で多様性・多元性の実現について、それぞれに目標をもって視聴者・国民の「公共的価値」を実現するという。
デジタルと放送が連携して災害時になくてはならない命綱にでは、自然災害の頻発・激甚化に対し強みや特性を活かして「命と暮らしを守る」報道を深化させる。“フェイク”の時代だからこそ顔のみえる信頼のジャーナリズムでは、フェイクニュース・フィルターバブルなどの課題に世界の報道機関等と連携して対応する。③民主主義の一翼を担い平和で持続可能な世界の構築に貢献では、情報空間の健全性を確保し、持続可能な社会を目指す。④世界で輝く良質な教育・幼児子どもコンテンツでは、子供から大人まで世代に合わせた学びに役立つ教育コンテンツを開発する。⑤未来を見つめ人生を豊かにする教育・エンターテインメントでは、放送100年を迎えたメディアとして、アーカイブも活用して“人間の未来”を後押しする。⑥幅広いジャンルと地域情報で多様性・多元性の実現では、これぞNHKという人気定時番組の開発に取り組むとともに、ユニバーサルサービスの強化おとび全国ネットワークを活かした効率的で質の高いコンテンツを制作する。(全文は10月20日号に掲載)