電気通信普及財団、第38回電気通信普及財団賞贈呈式を開催

 公益財団法人電気通信普及財団は、3月22日に帝国ホテル「桜の間」(東京都千代田区)で第38回電気通信普及財団賞贈呈式および2022年度助成援助金贈呈式を開催した。 理事長挨拶を秋本芳徳理事長が行った。 「本日、財団賞を受賞された皆さま、研究調査活動への助成金の交付が採択された皆さま、この贈呈式の模様をオンラインでご覧いただいている皆さまにひとつお願いがあります。それは本日の贈呈式でのご経験、ご感想、お気持ちなどを他の研究者の方々にぜひともお伝えいただきたいというお願いです。このあと、審査員の方々を囲んでの懇親会もありますが審査員の方々の中にはかつて自ら財団賞を受賞されて、また、財団賞を受賞された若手の研究者を指導された経験をお持ちの方もいます。審査員の方々とあるいは受賞者同士で採択者同士で交わした会話も含めて、本日のご経験を他の研究者の方々にお伝えいただき、より多くの研究者の方々にこの電気通信普及財団の存在を知っていただきたいと念願しています。加えて、皆さまの研究活動への支援の選択肢として、当財団の事業の活用を加えていただくことを念願しています。情報通信は社会経済の基盤であり、基盤たる情報通信を豊かなものにするためには、根幹となる情報通信に関する研究についての深堀と広がりが不可欠です。本日の贈呈式および懇親会が皆さまの今後の研究活動の礎となり、かてとなることを期待しています。本日はまことにおめでとうございます」と述べた。(本文は3月27日付け1面に掲載)