
周波数資源開発シンポジウム2025を開催、NICTとARIB
情報通信研究機構(NICT)は、7月11日(金)13:00~16:50に「周波数資源開発シンポジウム2025 ~ 利用分野が拡大するドローンについて ~」を一般社団法人電波産業会(ARIB)と共同で開催する。
近年、ドローンについては、災害時の活用のみならず多くの分野での活用が期待されている。しかしドローン運用に使用可能な既存周波数帯は混雑しており、システム収容数の拡大や安定した通信確保の点で課題が生じている。
今回のシンポジウムでは、このような状況を改善し、より広い用途でドローンを活用する道を開く、新規周波数帯の利用や、既存周波数帯での新たな通信方法等に焦点を当て、より安全・確実な通信の確保や収容数の拡大に向けた取組について、産学官の専門家より最新動向を紹介する。
当日の主なプログラムは次の通り。
▽13:00~13:05 主催者挨拶・児玉俊介氏(一般社団法人電波産業会専務理事)
▽13:05~13:10 来賓挨拶・荻原直彦氏(総務省総合通信基盤局電波部長)
▽13:10~13:40 基調講演「電波政策の最新動向~ドローンの利用拡大に向けて~」中村裕治氏(総務省総合通信基盤局電波部電波政策課長)
▽13:40~14:10 講演1「ドローン等の運用の現状と拡大に向けた課題」北沢祥一氏(国立大学法人室蘭工業大学理工学部創造工学科航空宇宙通信システム研究室教授)
▽14:10~14:40 講演2「災害・警備対応のための自律分散型ドローン協調飛行制御および遠隔運用技術」神村明哉氏(国立研究開発法人産業技術総合研究所情報・人間工学領域インテリジェントシステム研究部門副研究部門長兼フィールドロボティクス研究グループ長)
▽15:00~15:30 講演3「ドローンメーカとしての取組と将来展開」曽谷英司氏(イームズロボティクス株式会社)
▽15:30~16:00 講演4「ドローン活用の現状と現場での課題」石野真氏(株式会社Mount Libra代表取締役CEO)
▽16:00~16:30 講演5「ドローンの安全・安心を支える無線通信技術」松田隆志氏(国立研究開発法人情報通信研究機構ネットワーク研究所ワイヤレスネットワーク研究センターワイヤレスシステム研究室研究マネージャー)
ハイブリッド開催で、会場は明治記念館蓬莱の間(東京都港区元赤坂)。一般対象で参加無料。
この記事を書いた記者
- 主に行政と情報、通信関連の記事を担当しています。B級ホラーマニア。甘い物と辛い物が好き。あと酸っぱい物と塩辛い物も好きです。たまに苦い物も好みます。
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