
「Beyond 5G ready ショーケース」に4万人来場
総務省は、2025年大阪・関西万博で出展した「Beyond 5G ready ショーケース」の実施結果を公表した。令和7年5月26日(月)から同年6月3日(火)までの9日間の来場者数は合計4万640人だった。
総務省では、次世代情報通信基盤Beyond 5Gに関する国内の取組を世界に発信することを目的に、次世代の情報通信インフラであるBeyond 5Gについて我が国の取組を世界に発信する「Beyond 5G ready ショーケース」の会場催事を実施した。
大阪・夢洲EXPOメッセ「WASSE」《North》に設置された会場催事では、情報通信の歴史から未来への変遷についての映像演出、Beyond 5Gによって実現される未来社会のイメージについてのリアリティや没入感を重視した体験機会を提供すると共に、関連する我が国の研究開発や最先端技術の展示を提供した。
会場では、通信の歴史から次世代の情報通信基盤「Beyond 5G」がもたらす未来への変遷をダイナミックな映像で演出した「ZONE1」、VRゴーグルを使って月面基地のロボットを遠隔操作する没入型体験「リモートムーンオペレーション」や携帯基地局「HAPS」を操縦して通信を復旧する「HAPSリカバリー」等、Beyond 5Gによって実現される社会・生活のイメージを実感できる体験型の「ZONE2」、総務省やNICTのBeyond5G基金事業等により開発中の技術の現状や今後の展望等をパネルや実機等で紹介する「ZONE3」の三部構成で開催。広報啓発の一環として、村上誠一郎総務大臣と担当者によるスペシャル対談動画なども作成した。
現地での開催の様子の映像は総務省総務省YouYubeチャンネルで公開しているほか、会場催事と共通のコンテンツをWeb上からバーチャル空間で簡易体験できる「バーチャル催事」を令和7年10月13日(月)(大阪・関西万博の終了日)まで実施している。
同省では、「Beyond 5G ready ショーケース」の実施を通じて得られた知見や使用したコンテンツ等を有効に活用して、今後も次世代情報通信に向けた各種政策を更に推進していくとともに、大阪・関西万博のレガシー創出等にも貢献していくとしている。
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