未来社会を見据えた人とデジタルの関係の在り方に関する研究会を設置、10日に第一回会合
総務省は、デジタル化が一層進展した未来社会を見据え、人間とデジタル技術の共存を通じて、人間が活躍できる社会を構築するための方策について検討を行うため、「未来社会を見据えた人とデジタルの関係の在り方に関する研究会」を開催する。令和8年3月10日(火)に第1回会合を開催し、以降、順次開催予定。
近年の生成AIの普及など、われわれを取り巻くデジタル技術の急速な発展は、人々の生活や社会に大きな変化をもたらしている。デジタル化が一層進展した未来社会においては、AI、ロボットなどのデジタル技術が生活の隅々まで浸透し、人間と直接にコミュニケーションを図り、人間に積極的に働きかけを行っていく関係が構築されると予想される。
このようなデジタル技術の進展は、便利さをもたらすと同時に、人間の意思決定や行動に影響を及ぼし、時には人間の自由を制約する要因にもなり得る。また、デジタル技術に委ねる領域が拡大することに伴い、人間のあるべき姿や役割も変化していくと考えられる。こうした背景から、研究会では、2050年頃までの未来社会を念頭に、人間とデジタル技術の共存を通じて、人間が活躍できるウェルビーイングの高い社会を構築していくための方策について検討を行う。
主な研究事項は次の通り。
①2050年頃までを念頭においたデジタル技術、人間、社会の未来像②人間とデジタル技術のあるべき関係性③人間に求められる能力、デジタル技術の開発・実装において考慮されるべき要素④その他必要と考えられる事項
研究会の構成員は次の通り。
▽生貝直人(一橋大学大学院法学研究科教授)▽大山潤爾(国立研究開発法人産業技術総合研究所人間社会拡張研究部門主任研究員)▽小塩真司(早稲田大学文学学術院教授)▽小塚荘一郎(学習院大学法学部教授)▽高橋利枝(早稲田大学文学学術院教授/ケンブリッジ大学「知の未来」研究所アソシエイト・フェロー)▽辻大介(大阪大学大学院人間科学研究科教授)▽野田絵美(株式会社博報堂メディア環境研究所上席研究員)▽藤本敦也(株式会社三菱総合研究所未来共創グループグループリーダー/公立大学法人横浜市立大学研究・産学連携推進センター特任教授)▽宮田純子(東京科学大学工学院准教授)▽矢野裕一朗(順天堂大学総合診療科/AIインキュベーションファーム教授/センター長)(50音順)
開催案内は総務省ホームページに掲載予定。
この記事を書いた記者
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