総務省 サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞に2個人2団体
総務省はこのほど、令和7年度の「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」の受賞者を発表した。
総務省では平成29年度から、サイバーセキュリティ対応の現場で優れた功績を挙げ、今後も更なる活躍が期待される個人又は団体(チーム)を「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」として表彰。広く周知することで、サイバーセキュリティに関する意識の向上を図り、サイバーセキュリティの確保につなげることを目的としている。
7年度は、有識者で構成する選考委員会を開催し、その結果を踏まえ、個人2名・団体2者に本奨励賞を授与することを決定した。受賞者の氏名・団体名及び功績の概要は次の通り。
【個人】:2名(敬称略)
▽小出洋(こいで・ひろし=九州大学情報基盤研究開発センター・サイバーセキュリティセンター・大学院システム情報科学研究院教授)
功績:長年にわたりサイバーセキュリティの研究・教育の最前線で活躍し、経営層から若手人材に至るまで幅広い層を対象とした人材育成を推進するとともに、体験型サイバー演習を通じて地域の中小企業の実践力強化にも取り組むなど、研究・教育・実務の垣根を越えた活動を展開し、我が国のサイバーセキュリティ向上に多大な貢献を果たした。
▽松本隆氏(まつもと・たかし=株式会社ディー・エヌ・エーIT本部 セキュリティ部 サイバーアナリスト
功績:デジタルフォレンジックの専門家としてサイバー犯罪対応の最前線で活動するとともに、コミュニティ活動にも参画し、暗号資産の不正利用やSNSの悪用に早期から警鐘を鳴らしつつ、自らの調査成果を広く発信するなど、実務と社会啓発の両面からサイバー犯罪対策の強化に寄与し、我が国のサイバーセキュリティの向上に多大な貢献を果たした。
【団体】:2者
▽香川大学サイバー防犯ボランティア「SETOKU」(代表者=佐藤璃音・香川大学創造工学部創造工学科情報システム・セキュリティコース)
功績:学生が主体となって警察等の関係機関と緊密に連携し、フィッシングサイトの発見・通報支援、児童・生徒への教育活動、SNS等を活用した広報啓発活動など地域に根差した実践的な取組を継続して実施することにより、サイバー犯罪の未然防止及び被害軽減に尽力し、我が国のサイバーセキュリティの向上に多大な貢献を果たした。
▽プライバシーワークショップ組織委員会(代表者=菊池浩明・明治大学総合数理学部専任教授、千田浩司・群馬大学情報学部 准教授)
功績:プライバシー保護技術に関する産官学の議論と交流を深めるコミュニティを形成するとともに、世界に先駆けてデータ活用とプライバシー保護の両立を競うコンテストを開催し、先進技術を学び実践する機会を広く提供することにより、同技術の発展を促進し、我が国のサイバーセキュリティの向上に多大な貢献を果たした。
この記事を書いた記者
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