パナソニック コネクト 、モジュラー構造を採用 頑丈ノートパソコン

 パナソニック コネクト(東京都中央区、樋口泰行執行役員社長・CEO)は、頑丈ノートパソコン「TOUGHBOOK(タフブック)」のFZー40シリーズを、国内法人向けに7月から順次発売していく。希望販売価格は、オープン。 同社は、1996年の「CFー25」シリーズ発売以来、企業・法人のユーザーの要望を聞きながら磨き上げた頑丈性能とサービスで、過酷な現場の生産性向上とTCO削減に取り組んできた。頑丈ノートPCシェア20年連続グローバルNo.1を獲得している。 今回発売する「TOUGHBOOK FZー40」は、クラムシェル型の14・0型頑丈モバイルPCで、タフブックのラインアップの中でもっとも大画面となるシリーズ。高い頑丈性能や屋外でも使いやすい操作性、騒音環境においても快適なWeb会議ができる機能の拡充を図り、工事現場の本部用PCや、工場内の生産管理PCとして最適。 また、必要な機能をユーザー自身で後付けできる「モジュラー構造」を採用した長期使用可能なデザインで機器の運用コストおよび環境負荷の低減に貢献する。 主な特長は、次の通り。 ①環境に配慮した長期使用可能なデザイン「モジュラー構造」を採用。アタッチメントオプション(別売)で、アップグレード可能エリアに光学ディスクドライブや増設バッテリー、HDMIやVGAといったインターフェース群などをユーザー自身で追加・交換し、機能を拡張することができる。機器を購入後に用途が変わったり、故障した際にも本体ごと買い替える必要がなく、ムダな廃棄ロスの削減により環境負荷の低減に貢献する。 ②インテル Core i5ー1145G7 プロセッサー(インテル vPro テクノロジー対応)搭載。従来機種と比較して約1・3倍高性能。グラフィック性能は約2・8倍に向上。作業時間を短縮し、現場の生産性向上に寄与する。 新OS「Windows 11 Pro搭載モデル」と「Windows 10 Proプレインストール済みモデル(Windows 11 Proダウングレード権行使)」を用意。ユーザー社内で運用しているWindowsをプラットフォームとした既存の業務システムや端末管理システムをスムーズに利用できる。また、PC向けに運用されているセキュリティポリシーの適用も容易になる。 機器導入時に大きな負担となるキッティング作業を代行するサービスを用意。ユーザーの要望をヒアリングし、希望の仕様で機器をセッティング。商品が到着したらそのまま利用できる。 マイクロソフト社が提唱するファームウエア攻撃からPCを守るデバイスセキュリティ要件「Securedーcore PC」に対応。OS起動前のBIOSによる初期化中からセキュリティが確保される。 タッチパネル付き14・0型フルHD、95dB大音量スピーカー、AIノイズ除去機能および高性能なアレイマイク、500万画素のWebカメラで、騒音環境においても快適なWeb会議が可能。工事現場の本部用のPCや、車内通信用PCとして最適。  屋外で見やすい約1200cd/m2の高輝度液晶搭載。静電容量式のマルチタッチパネルながら、手袋をしたままでも、水滴がついたままでも入力モードを切り替えることなくタッチ操作が可能なオート入力モードも準備。現場での作業能率を落とさない。 ワイヤレスWAN内蔵(LTE対応、5G通信対応)モデルをラインアップ。さらに、プライベートLTE、ローカル5Gに対応。プライベートLTE、ローカル5Gでネットワーク環境を構築している工場などでのエッジデバイスとして活用できる。 ③耐高温/耐低温性能は、マイナス10度から50度、防塵・防滴は、IP66準拠。耐振動性能は、MILーSTD-810G準拠。過酷な現場での使用に備え、MIL規格準拠の試験に加えて、より厳しい独自条件の耐衝撃試験を実施している。 約22時間の長時間駆動バッテリー。アタッチメントオプション(別売)のバッテリーパックを追加した場合、約44時間の駆動が可能で、現場での長時間作業でもバッテリー残量を心配する必要はない。電源を入れたままバッテリー交換可能なホットスワップ対応。