朋栄内覧会 統合制御監視ソフトで運用を強力にサポート

朋栄はこのほど、東京・恵比寿の本社にて「FOR―A CONNECT 2023 内覧会」を開催した。内覧会の対面での開催は、2019年以来4年振りとなった。 一番強く打ち出していたのは統合制御監視ソフトウェア「SOM―100」。SDI(ベースバンド)映像機器とIP映像機器の混在する環境で、各種映像機器を統合的に制御・監視するためのソフトウェア。映像信号のルーティング制御を中心に、プロセス制御を実行でき、これらの制御の一括変更や時間による予約設定も可能。複数のルーティングスイッチャーを仮想的な一つのルーターとして扱い、ベースバンド/IPを意識しないシームレスな運用を実現し、SDIシステムを部分的にIP化するなどの柔軟なシステム構築が可能となる。また、朋栄製品・他社製品の様々なプロトコルに柔軟に対応できるアーキテクチャーの採用により、これらの機能を実現する。さらに、WEBベースのGUIにより複数端末からの制御が容易、将来のクラウド化にも対応可能な他、24時間365日の安定稼働のための正副サーバー構成や、稼働を止めずに被制御機器の追加が可能など、高いメンテナンス性により日々の運用を強力にサポートする。監視システムは制御システムと連携し、各種映像機器を一括して監視できる。新たに、AMWA NMOS制御対応(IS-04/05、SMPTE ST 2110/SMPTE ST 2022-6)、 外部制御拡張(上位系接続やソフトウェア制御パネルへの接続を容易にする共通ドライバーを提供)も加えている。(全文は7月14日付け3面に掲載)