NHK「第76回 全国技術報告会」 最優秀賞は仙台局の「非在運用時の放送局リモート補完監視システムの開発」

 NHKはこのほど「第76回 全国技術報告会」を開催した。会議室での開催で、NHK内にはリアルタイムでオンライン配信も実施した。今回の報告数は全国から15件で、その中から最優秀賞、優秀賞、奨励賞、努力賞の合計4件が選出された。 「全国技術報告会」は、放送現場、技術職場などにおける開発・改善・工夫などの内容・成果を発表し、技術職員の意識啓発と、若手技術者の育成を図る目的で毎年実施されており、全国の地方報告会の最優秀・優秀受賞者が参加する。各賞の概要は以下の通り。なお、受賞者の所属は報告会開催時点のもの。 最優秀賞は「非在運用時の放送局リモート補完監視システムの開発」(仙台放送局 コンテンツセンター 徳丸瑞季氏)。 優秀賞は「番組情報プロットマップの開発」(大阪放送局 経営管理センター 松下勇二朗氏)。 奨励賞は「お天気カメラだけじゃない!オペレーションパネルによる照明のリモート調光・調色システム」(高松放送局 コンテンツセンター 中林美有氏)。 努力賞は「Webカメラ画像解析による自家発電装置冷却水漏れの遠隔監視(長野放送局 コンテンツセンター 西谷亘雄氏) (全文は8月9日付3面に掲載)