
フジテレビ、総務省に再発防止策などを報告
フジテレビの清水賢治社長と親会社フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長は30日、元タレント中居正広氏の性暴力に端を発する問題を巡り、再発防止策の具体的内容を総務省に報告した。
人権への取り組みが不十分だとして、4月3日に厳重注意の行政指導を受け、4月中の報告を求められていた。総務省は指導で「放送の公共性や社会的責任に対する自覚を欠き、国民の信頼を失墜させた」と指摘。再発防止策の報告とともに、3カ月以内に実施状況を説明するよう要請していた。
総務省では「再発防止策に対しての国民視聴者の反応などをきちんと収集・分析して取り組んで欲しい」と求めたという。
トップ画像はフジテレビの清水賢治社長(30日午後、総務省)

総務省・豊嶋情報流通行政局長㊨に再発防止策の具体的内容を報告するフジ・メディア・ホールディングスの金光修社長
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- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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