TOPPANと角川大映スタジオ、 新たなバーチャルプロダクション向け撮影環境の構築で協業開始

TOPPAN ホールディングスのグループ会社である TOPPAN(東京都文京区、大矢諭社長)と、角川大映スタジオ(東京都千代田区、菊池 剛社長)は、2026 年 3 月 20 日より、バーチャルプロダクション向けの撮影環境における高品質な背景映像素材の活用による協業を開始すると発表した。同協業では、TOPPAN が保有する自然風景を中心とした 4K 以上の高品質な映像素材 150 ショットを、 LED 投影用背景アセットとして活用し、角川大映スタジオ内のバーチャルプロダクション向け撮影環境「C∞/シー・インフィニティ」にて提供する。

■協業の背景

角川大映スタジオは、約 6K の大型 LED ディスプレイを設置したバーチャルプロダクション向けの撮影環境「C∞/シー・インフィニティ」を提供してる。バーチャルプロダクションは、リアルタイム CG や LED ウォールを用いて撮影を行う次世代映像制作手法として注目を集めており、「C∞/シー・インフィニ ティ」ではバーチャル空間における高品質な映像制作に寄与している。
また、TOPPAN は 2013 年より、日本の自然や文化などの魅力を伝える超高精細・高品質 4K 映像コンテンツ「Meet Japan!」を提供している。「Meet Japan!」は、TOPPAN のクリエイターが制作や撮影を行った高精細映像を約 80,000ショット保有したライブラリで、地域 PR や商業施設での利用など、多様な場面で活用されている。
このたび両社が協業し、TOPPAN の「Meet Japan!」が保有する自然や文化財などの高品質映像素材150 ショットを、LEDに投影する背景として角川大映スタジオ内の「C∞/シー・インフィニティ」で活用する。これにより、出演者や制作スタッフのスケジュール調整に伴う負担や撮影地の天候リスクを軽減する。また、「C∞/シー・インフィニテ」は、「Meet Japan!」が保有する臨場感あふれる高品質な映像表現の使用により、実写により近い背景としての利用が可能となる。角川大映スタジオが保有する最新 LED バーチャルプロダクション撮影環境と、TOPPAN が長年にわたり培ってきた高精細映像の撮影技術を融合し、映像クリエイターがより気軽に多彩なシーンを演出できる環境を整備する。

■ サービス概要

提供開始時期:2026 年 3 月 20 日
提供場所:角川大映スタジオ内「C∞/シー・インフィニティ」
(東京都調布市多摩川 6-1-1)
URL: https://www.kd-st.co.jp/news/2024/04/post-106.php
提供内容:撮影環境とバーチャルプロダクション撮影時に利用可能な背景映像アセット
背景素材数*自然風景を中心に約 150 ショット
価格 スタート時キャンペーン価格:1 ショット 10 万円(税抜)
※価格は今後変動の可能性がある。

■ 今後の目標

両社は今回の協業を通じた取り組みによって、より手軽で高品質かつ多様なバーチャル空間による映 像制作環境を整備し、バーチャルスタジオの価値向上を目指す。また、今後もさらなる映像技術の発展と可能性の拡大に貢献していく。

■ 「C∞/シー・インフィニティ」について

ハイクオリティ映像を追求した、「ディープブラックコーティング」と「低反射コーティング」が施されている、ソニー製の高精細 LED ディスプレイ「Crystal LED VERONA」を採用。照明下でも反射を抑え、美しい黒の表現力と低反射を高いレベルで両立する。角川大映スタジオの強みであるリアルの美術セット制作技術とバーチャル空間の美術製作を組み合わせることで、現実世界の拡張を実現する。リアル美術とバーチャル美術世界のボーダーレスな、唯一無二のハイクオリティな美術空間を提供する。


「C∞/シー・インフィニティ」の撮影風景


バーチャルプロダクションによる作例