
リプロネクスト ニコンと共創しボリュメトリックARを提供
リプロネクストは、ニコンのボリュメトリック撮影技術と、自社のARコンテンツ開発・導入支援ノウハウを融合し、「ボリュメトリックビデオAR」としての共創プロジェクトを開始したと発表した。
ボリュメトリックARは、 ニコンの最先端ボリュメトリックビデオ撮影技術と、リプロネクストのWeb AR開発力を掛け合わせ、人やモノを立体的に撮影し、スマートフォンやタブレットを通じて〝その場に現れる〟ような体験を実現する。アプリのダウンロードは不要で、二次元バーコードやURLからすぐに利用可能。
サービスの特徴は以下の通り。
▽アプリ不要で即体験:URLや二次元バーコードを読み取るだけで利用可能
▽圧倒的な臨場感:360度から撮影したデータをもとに、まるで実在するかのような臨場感を演出
▽短期導入可能:企画から最短1ヶ月で公開が可能
▽データの再利用性:撮影した3Dデータは展示会、販促、教育など複数の施策に活用可能
想定される活用シーンは以下の通り。
▽展示会・商談:大型製品を原寸大で再現し、搬入コストを削減しつつ顧客理解を促進。
▽観光・文化:観光大使や歴史上の人物を登場させ発信活用。その他、文化財や伝統芸能の保存、継承としても活用可能。
▽教育・人材育成:経営者や社員のメッセージを3Dで伝える採用広報、熟練技術の技能継承教材として。
▽エンターテインメント:アーティストやスポーツ選手が目の前に登場し、ファン体験を拡張。
リプロネクスト 代表取締役 藤田献児氏は、「今回の『ボリュメトリックAR』は、これまでの写真や動画では伝えきれなかったリアリティと臨場感を提供できる新しいコミュニケーション手段です。Nikonの高度な撮影技術と、当社のAR開発力を組み合わせることで、展示会・観光・教育・エンタメなど幅広い分野において“体験型の広報・プロモーション”を実現し、多くの人に新たな発見・リアルな体験を届けてまいります」とコメントしている。
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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