
「ケーブルコンベンション2025」「ケーブル技術ショー2025」開会式を開催(2)
続いて川崎ひでと総務省総務大臣政務官が次のように来賓挨拶した。
今年のケーブルコンベンションのテーマは「PASSION! ~ケーブルテレビがひらく、地域と暮らしの未来のカタチ~」と伺っています。ケーブルテレビはテレビを見るためのサービスだけではなく、今や総合的な地域インフラとして、防災、教育、福祉、地方創生など多岐にわたる役割を担う存在になっています。私の地元三重県の2区は名張市、伊賀市、亀山市、鈴鹿市そして四日市市にまたがる選挙区です。この地域どこも、人口減少そして東京一極集中というところに課題を感じており、そして地方の行政はしっかりと企業誘致をしなければならない、もっと地方の活性化をしなければならないとこういうことで、日々取り組みをさせていただいています。そういった意味においては本日から開催されるケーブルコンベンション2025が地域に根ざしたケーブルテレビならではの地域の魅力を発掘いただき、発信する映像、行政や企業などとの連携事業、地域を巻き込んだ持続的な取り組み例が紹介されると聞いております。6月には「地方創生2・0」基本構想が閣議決定されましたが、各地域のケーブルテレビ事業者の皆さまによる個々の取り組みは、地域の課題解決や持続可能な社会の実現に向け、大いに貢献するものだと考えています。総務省としても引き続き放送コンテンツの製作力強化に関する支援、災害に強い放送ネットワークの構築を促進するために、ケーブルテレビの光化などの事業を実施していますのでケーブルテレビ事業者の皆さまにおかれてはぜひご活用いただけますと幸いです。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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