
ケーブル技術ショー開催レポート マスプロ電工(2)
長期保管対応手回し充電テレビ・ラジオ「HCTVR2」は、手回し充電に対応した持ち運びができるテレビ・ラジオ。日常も非常時も使用できる4・3インチモニターを搭載したワンセグテレビ及びAM・FM(ワイドFM対応)ラジオ。手回し充電ハンドル、LEDライト、SOSサイレン、スマートフォン充電機能など、防災グッズとして必要な機能も兼ね備えた製品として実演展示した。
主な特長は次の通り。
①ワンセグテレビとAM・FM(ワイドFM)ラジオの受信に対応=持ち運びできるポータブルラジオに、テレビ放送を受信できる機能を搭載。4・3インチの液晶画面でワンセグテレビが視聴できる(ワンセグ音声のみを視聴することもできる)。利用場所にあわせて、AM・FMラジオとテレビ放送の視聴を選択できる。音声は、内蔵スピーカーもしくはイヤホン(市販品)を使って聴くことができる。
②単3形乾電池3本、内蔵バッテリー(手回し充電ハンドル)、ACアダプター、モバイルバッテリー(市販品)の4種類の電源で使用できる=利用する領域にあわせて、使用する電源を選択できる。持ち運んで使用できる。非常時は、本体背面に搭載の手回し充電ハンドルを使って、内蔵バッテリーを充電することができる。電源がない停電時でも使用することができる。
③もしもの時に役立つ機能=LEDライトにより、手元を照らすことができる。周囲に音で知らせることができるサイレンを鳴らせる。単3形電池または手回し充電ハンドルを使って、スマートフォンなどのUSB機器を充電することができる。
④長期保管対応の内蔵バッテリー=内蔵バッテリーには、長期間保管した状態でも充電できるコンデンサー充電池を採用している。非常時は、本体背面に搭載の手回し充電ハンドルを使って、内蔵バッテリーを充電することができる。
「災害時の情報入手に、また非常時のスマホ充電器として最適です。普段使いでは利用場所にあわせて使用する電源が選べるので、ご自宅だけでなく、外出先でも持ち運んでテレビやラジオを使用できます。オプション品で手回し充電テレビ・ラジオの専用の外付けアンテナを用意しました。どうしてもこの筐体だけでは受信ができないといった時、外部アンテナを使うところに持っていって繋げていただけます。アンテナメーカーとして何か特色を出したいと思いました」(同)。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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