ケーブルフェスタ2025にマスプロ電工が出展

 地域密着型の通信・放送総合メディアとしてケーブルテレビ業界の発展につながるイベントを目指す、東海エリア業界最大の展示会・メディア見本市「ケーブルフェスタ2025」が、10月3日(金)(午前10時~午後5時)にホテル名古屋ガーデンパレス(愛知県名古屋市中区錦3―11―13)で開催される。4日(土)(午前10時~午後5時)、5日(日)(午前10時~午後5時)は、LIVEやステージイベント、「まちなかマルシェ」を中心にオアシス21「銀河の広場」(愛知県名古屋市東区東桜1―11―1)で開催される。開催テーマは「つながる魅力 広がる楽しさ」。主催は日本ケーブルテレビ連盟東海支部。後援は総務省東海総合通信局/NHK名古屋放送局/(一社)日本ケーブルテレビ連盟/(一社)日本CATV技術協会中部支部。協力はホテル名古屋ガーデンパレス。入場無料。

 マスプロ電工は、10月3日に名古屋ガーデンパレスで開催される「ケーブルフェスタ2025」に出展する。
 会場では、手回し充電テレビ・ラジオ「HCTVR2」=写真、ポータブルバッテリー「TLB175TG」、ケーブルラジオ「CR3CA」、デジタルレベルチェッカー「LCT6・LCV4A」などを展示する。
 手回し充電テレビ・ラジオ「HCTVR2」は、災害時の情報収集に活用できるワンセグテレビとAM・FMラジオを受信できる製品。内蔵バッテリーには長期間保管していても充電できるコンデンサー充電池を採用しており、非常時に電源がない場合でも、本体背面のハンドル部を手で回転させれば、内蔵バッテリーが充電され使用することができる。また、もしもの時に役立つ機能として、スマートフォン充電機能、LEDライト、サイレンなどを搭載している。同製品は、防災分野において安全性、機能性、利便性のある製品に付与される、防災製品等推奨品マークを認証取得している。
 ポータブルバッテリー「TLB175TG」は、安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、出力端子にACコンセント、USB端子、アクセサリーソケットを搭載している。また、本体天面にはかんたんユーザーガイドを表示しており、初めて使う人でも操作しやすいバッテリー。同製品も防災製品等推奨品マークを認証取得している。
 ケーブルラジオ「CR3CA」は、行政からの情報や災害時の緊急情報、また地域の告知放送などを、ケーブルテレビ網内の各家庭に伝送するシステムに使われるラジオ。電源が入っていなくても緊急情報を受信すると自動で起動し、LED点滅や液晶画面表示などで、ケーブルテレビ加入者に警報や注意報を知らせる。
 デジタルレベルチェッカー「LCT6・LCV4A」は、4K8K衛星放送の受信を効率的に行える測定器。「LCT6」は受信レベル・MER(C/N)・BERの3値同時表示機能、また、地デジ・BS・CS放送の全帯域一括測定機能が特長だ。
 「LCV4A」は地デジ・BS・CS、4K衛星放送の映像と音声が確認でき、受信レベル・MER(C/N)・BERに加え、デジタル変調の品質を視覚的に確認できるコンスタレーション表示が可能で、精度の高いアンテナ調整ができる。
 ブース・B―6

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。