出雲と大和 特別展 日本書紀成立1300年

 2020年は、「日本書紀」が編纂された養老4年(720)から1300年。この記念すべき年に祭祀と政治を象徴する地、島根県と奈良県が東京国立博物館と共同で本展を開催し、古代日本の成立やその特質に迫ります。会期・時間2020年1月15日(水)~3月8日(日)午前9時30分~午後5時まで ※金曜・土曜日は午後9時まで(入館は閉館の30分前まで) 会場東京国立博物館 平成館(東京都台東区上野公園13-9) 休館日月曜日、2月25日(火)※ただし2月24日(月・休)は開館 主催東京国立博物館、島根県、奈良県、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社 展示内容令和2年(2020)は、「日本書記」が編纂された養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。その冒頭に記された国譲り神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。一方で、天皇は大和の地において「顕」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重要な役割を担っていたのです。本展は「幽」と「顕」を象徴する地、島根県と奈良県が東京国立博物館と共同で展覧会を開催し、出雲と大和の名品を一堂に集めて、古代日本の成立やその特質に迫ります。