『ザ・ビートルズ・アンソロジー』 新エピソードを加え、ディズニープラスで 11/26独占配信開始

“アンソロジー”シリーズ  未公開映像を含む新たな「エピソード 9」が完成

 

ウォルト・ディズニー・ジャパンが運営する公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」は、ザ・ビートルズの歴史を紐解くドキュメンタリー・シリーズ『ザ・ビートルズ・アンソロジー』を11月26日から「スター」で独占配信する。本配信では、30年前に公開されたオリジナルシリーズを修復・リマスターし、完全新作の「エピソード9」を加えた全9部構成となる。

 

1995年に発表された『ザ・ビートルズ・アンソロジー』は、英国・リバプールやドイツ・ハンブルクでの伝説の始まりから、世界的なビートルズ・ブーム、米国での衝撃的なデビュー、1960年代のカウンターカルチャーのアイコンとしての活躍、インドでの精神的探求、そしてバンドの解散まで、時代を超えた数々の物語が貴重映像と初公開音源等で描かれている。

 

今回のディズニープラスでの独占配信では、未公開の舞台裏映像を含む完全新作の「エピソード9」が登場する。新エピソードには、1994年から1995年にかけて、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの3人が、ザ・ビートルズのコンピレーションアルバム『ザ・ビートルズ アンソロジー1』の制作に取り組む様子や、ザ・ビートルズとしての人生を振り返る映像が収められている。修復とリマスター作業は、アップル・コア社の制作チームに加え、映画監督ピーター・ジャクソン率いるウィングナット・フィルムズおよびパーク・ロード・ポストのチームが協力して行い、音楽プロデューサーのジャイルズ・マーティンが多数の収録楽曲の新たなオーディオ・ミックスを手掛けている。

 

関連アルバム『アンソロジー・コレクション』発売

 

ドキュメンタリー・シリーズと深く関わるアルバム・シリーズ『ザ・ビートルズ アンソロジー・コレクション』も新たに修復が施され、4つのヴォリュームに拡張され、11月21日に発売される。これは12LP、8CD、デジタルの各種フォーマットがある。オリジナル版はジョージ・マーティンが監修を担当し、今回はその息子のジャイルズ・マーティンがリマスターを担当した。レアな秘蔵音源を収録したこのアルバム・シリーズは、ドキュメンタリー・シリーズの“裏の物語”ともいえるコレクションで、名曲群がどのように完成に至ったか、その過程の初期段階を垣間見ることができる。

 

またプロジェクト関連として、ジャイルズ・マーティンが新たに監修した『アンソロジー4』が登場、デモやセッション音源など13の未発表トラックが含まれる。レア音源満載の新作には、『ザ・ビートルズ・アンソロジー』と関連の深いヒットシングル「フリー・アズ・ア・バード」と「リアル・ラヴ」の新ミックスも収録されている。これら2曲は、オリジナル版のプロデューサーであるジェフ・リンの手により新たに蘇り、“デミックス”によって分離・抽出されたジョン・レノンのヴォーカル・トラックも使用されている。

 

さらに、グループによる最新の全英ナンバー1シングルにして、グラミー賞にも輝いた“ビートルズ最後の新曲”「ナウ・アンド・ゼン」(2023年)も収録。これらの3曲はいずれも、ジョンが1970年代に自宅で録音した初期段階のデモをもとに作られ、ポール、ジョージ、リンゴの3人が後年にヴォーカルや各楽器のパートを加えて完成させた楽曲だ。
 

『ザ・ビートルズ・アンソロジー』ディズニープラス スターで11月26日(水)より独占配信開始© 2025 Apple Corps Ltd. ‘The Beatles’ or other applicable mark is a registered trademark of Apple Corps Ltd. ‘Apple’ and the Apple Logo are exclusively licensed to Apple Corps Limited