
BS11 イレブン 「報道ライブ インサイドOUT」新キャスターに元・日本テレビ放送網の近野宏明が就任
日本BS(BS11イレブン)が毎週月~金曜日午後9時から放送中の「報道ライブ インサイドOUT」。10月6日から月~木曜日の新キャスターとして、元・日本テレビ放送網の近野宏明が就任する。
番組キャッチフレーズは「100年先の誰かのために」。ニュースの当事者や専門家、政治家をゲストに招き、その日のテーマについて、深堀りトークを展開する。近野宏明と上野愛奈が視聴者の「知りたい」に応えるため、“現場の空気”を交えながら、機動的かつタイムリーに情報を届ける。扱うテーマについても生活に身近な話題を含め、より幅広くカバーしていく。
近野は1995年4月、日本テレビ放送網に入社。「ジパングあさ6」「ズームイン!!SUPER」「真相報道 バンキシャ!」「NNNニュースプラス1」など報道番組のキャスターやプロデューサーを務めた後、政治部記者、経済部担当副部長、国際部次長などを経て今年6月、日本テレビ放送網を退社した。
■新キャスターに就任した近野に意気込みを聞いた
報道の現場に長く携わってきたが、ジャーナリスト人生で“こだわっていること”は?
書物で学ぶだけでなく、実際に現場に足を運び、当事者の話を直接聞くことを原点としています。キャリア1年目の沖縄基地問題の取材で、現場でしか分からないことがあると実感しました。その後、政治部で永田町の視点、ワシントン支局長としてアメリカの視点から物事を見ることで、それぞれの立場を理解し、多角的な視点を持つことの重要性を学びました。この「現場主義」と「多角的な視点」が、ジャーナリストとしてのこだわりであり、番組作りにも活かしていきたいと考えています。
メインキャスターとして、どのような番組にしたいか?
「ゲストの話をじっくり聞く」「ゲストにしっかりと質問する」という基本を大切にし、視聴者がニュースの背景を理解し、「分からなかったことが解きほぐせた」と感じられる番組を目指していきます。また、立場の異なるゲストを招き、多様な考え方に触れてもらうことで、視聴者が自らの判断の糧にできるような、社会の分断を乗り越える一助となる番組にしていきたいです。
今後の意気込みを
番組コンセプトである「100年先」を見据えつつ、まずは視聴者の皆さまにとって「1日の終わりにその日を振り返り、来週を展望できるような、必要とされる番組」を目指して全力を尽くしていきます。日々の放送の積み重ねが、「100年先まで続く」番組の礎になると信じ、新しい「報道ライブ インサイドOUT」に期待してください。
■番組概要
「報道ライブ インサイドOUT」
放送: 毎週月~木曜日午後9時00分~10時00分/毎週金曜日午後9時00分~9時54分
出演 : 月~木曜日・近野宏明、上野愛奈/第1・3金曜日・加谷珪一、田村あゆち/第2・4金曜日・太田昌克、田村あゆち/第5金曜日「鈴木哲夫の永田町ショータイム」 鈴木哲夫、中江有里、プチ鹿島
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当