2026年春スタート NHK連続テレビ小説『風、薫る』もうひとりのヒロイン役・上坂樹里がクランクイン

「毎日が新しい風に吹かれているよう」

 

NHKは10月9日、2026年度前期連続テレビ小説『風、薫る』の主人公のひとり、大家直美を演じる上坂樹里の撮影が都内でスタートしたと発表した。

 

連続テレビ小説第114作『風、薫る』は明治時代、日本で初めて設立された看護婦養成所で看護学を学び、トレンドナースとして奮闘する2人の女性を描く物語。不運が重なり、シングルマザーになった一ノ瀬りん(見上愛)と、生まれてすぐ親に捨てられ、教会で育った大家直美(上坂樹里)は、運命に誘われ看護婦養成所に入所する。複雑な事情を抱える同級生たちと共に2人は看護教育を受けながら「看護とは何か?」「患者と向き合うとはどういうことか?」という問いに向き合っていく。

 

りんと直美は、鹿鳴館の華といわれた大山捨松や明六社にも所属した商人・清水卯三郎らと出会い、明治の新しい風を感じる中で、“自分らしく幸せに生きること”を模索していく。大学病院での奮闘、りんは職場を追われ、直美はアメリカ留学直前に思わぬ出来事に巻き込まれるなど、様々な試練を経て、やがてコレラや赤痢などの疫病が猛威をふるい始めた際、再び手を取り、大敵に立ち向かっていく。

 

上坂樹里コメント

 

撮影が始まり、毎日が新しい風に吹かれているようでとても刺激的です。直美として考えること、時に悩むこともありますが、そのすべてが幸せで、役とともに歩めることに感謝しています。共演者の皆様、スタッフの皆様と力を合わせながら、現場の温かな空気に包まれる日々です。その一瞬一瞬を大切に、この風が皆さまのもとへ優しく届くよう、心を込めて演じてまいります!放送を楽しみにしていただけたらうれしいです。

 

2026年度前期 連続テレビ小説『風、薫る』
【放送予定】2026年春
【脚本】吉澤智子
【原案】田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』