NHKラジオ特番『キングダム』原泰久と「いきものがかり」水野良樹がガチ対談 10/26オンエア

NHKは、発行部数累計1億部以上の大ヒット漫画『キングダム』の作者・原泰久と、音楽デュオ「いきものがかり」の水野良樹が対談するラジオ特番「2人で話そう~キングダム原泰久×いきものがかり水野良樹」を10月26日に放送すると発表した。

 

『キングダム』秘話も続々、福岡の居酒屋で熱い創作論

 

『キングダム』の連載開始といきものがかりのメジャーデビュー時期が近く、原と水野はお互いを「同期のような感覚」だと感じてきた。また、両者は互いの作品のファン同士であり、原はいきものがかりのライブに何度も足を運んでいる。いきものがかりが10月から放送中のアニメ『キングダム』第6シリーズ(NHK総合)のオープニングテーマを手掛けていることもあり、今回、2人きりでの対談が実現した。

 

収録は福岡のとある居酒屋で行われた。ここは2人にとって忘れられない場所だという。対談では、2人の出会いや創作の原点から、クリエイティブへの向き合い方、アニメのオープニングテーマ「生きて、燦々」の制作裏話まで、多岐にわたる話題が展開された。2人だけのクローズな空間ならではの深い話が繰り広げられ、熱のこもったトークは予定収録時間を大幅に超えた。

 

番組内では『キングダム』の制作秘話も紹介される。原が一時アシスタントを務めていた井上雄彦からかけられたという、意外なアドバイスや原のサラリーマン経験の作品への生かし方、制作過程でぶつかった大きな苦悩なども明かされる。

 

さらに『キングダム』第6シリーズのオープニングテーマ「生きて、燦々」の制作にあたり、原と水野が事前に交わしたやり取りも明らかにされる予定だ。水野がなみなみならぬ思いで制作にあたった曲も番組でオンエアされる。

 

水野良樹のメッセージ

漫画「キングダム」の連載開始と、いきものがかりのメジャーデビューはともに2006年。十数年前から友人としてのご縁がある原先生と福岡の居酒屋さんで「そろそろ、おたがいの作品でつながりたいですね」と話し合ったのはちょうど1年前くらいだったでしょうか。いくつかの偶然も重なり、それが思いがけず叶うことになりました。作品を向き合わせるとなれば真剣勝負。原先生からお呼び出しをいただき1対1で長時間、話し合ったことも…。そんな楽しくも緊張感ある創作の過程を、前述の福岡の居酒屋さんにもう一度二人で行き、じっくり語り直しました。ぜひお聴きください。

 

番組概要
「2人で話そう~キングダム原泰久×いきものがかり水野良樹」
放送:10月26日(日)午後2:05~2:55〈ラジオ第1〉
配信:NHKラジオ「らじる★らじる」での配信あり
出演:原泰久(漫画「キングダム」作者)、水野良樹(いきものがかり)