radiko15周年記念 記者発表会開催 PR大使に就任した太田光がラジオの魅力を語る
インターネット経由で全国のラジオ番組を聴取できるサービス「radiko(ラジコ)」を運営する株式会社radiko(東京都港区、池田卓生社長)は12月1日、東京・浜松町の文化放送メディアプラスホールで「radiko15周年記念 記者発表会」を開催した。発表会には、漫才コンビ・爆笑問題の太田光が15周年PR大使として登壇し、新たな展開を迎えた同サービスをアピールした。
(写真はradikoの池田社長㊨と握手する太田光)
radikoは2010年3月にスタートし、スマートフォンやパソコンでラジオ番組を聴取できる“ラジオの新しい聴き方”を開拓してきた。現在は全国で民放ラジオ99局が参加し、「タイムフリー」機能による過去番組の再生や、「エリアフリー」での全国局の聴取など、放送の枠を超えたサービスを展開している。
PR大使任命式に臨んだ太田はradikoの池田社長から襷を手渡された後、がっちり握手をした。太田はradikoのエリアフリー機能を使って全国のラジオ番組を楽しんでいると明かし、「地方の番組まで聴けるなんて夢のようだなと。例えば僕は地方の天気予報や交通情報、デパートの催事情報も聴いているが、それが本当に楽しい」とradikoの楽しみ方を語った。
「僕がラジオを始めた頃はまだradikoがなくて、『これ、誰が聞いているんだろう』『ラジオなんてもう誰も聞いていないんじゃないか』という時代があったんですけど、radikoができたおかげで、スマホに入るから新しいメディアとして若い人も聴くようになった。こういう発展の仕方もあるんだなって、長くやってきて感慨深いものがあります。そのPR大使に選ばれて光栄。もっとみんなに聴いてほしいと思っています」と大使としての意気込みも語った。

radikoにこれから期待することは? と聞かれた太田は「ラジオはパーソナリティっていうくらい人となりが一番分かると思うんです。公共の電波を使って2時間しゃべり続けるっていうのは普通ありませんよね。長時間にわたって、その人が言いたいことを言い続けられる貴重なメディアだと思う。今、YouTubeとかTikTokとかいろいろあるけど、我々が自負してるのは、ラジオのスタッフは全員プロです。良い音で音楽を選曲して流してというのを毎日やっているメディアなので、ぜひ若い人に聴いていただきたいと思います」と改めてアピールした。
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当
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