[注目番組]NHK総合『tiny desk concerts JAPAN×堀込泰行』1/25深夜放送
土岐麻子がゲスト参加 名曲「エイリアンズ」でコラボ
米国の公共放送「NPR」(National Public Radio)が立ち上げ、全世界にブームを巻き起こした音楽番組「tiny desk concerts」。“小さな机のコンサート”というタイトルの通り、アーティストが小さなオフィスでパフォーマンスするスタジオライブ番組で、大規模な音響機器を使わないオーガニックなサウンドと、こじんまりした親密な雰囲気で瞬く間に人気コンテンツに成長した。テイラー・スウィフトやBTSなど世界のビッグネームが多数出演し、日本人アーティストにとっても憧れのプラットフォームとなっている。
NHKでは、米国NPRよりライセンス供与を受け、日本独自の「tiny desk concerts JAPAN」を2023年に立ち上げた。2025年4月にスタートしたシーズン2ではこれまで、石川さゆり、三浦大知、岡村和義、森山直太朗らが出演し、それぞれの音楽性を活かしたライブを披露してきた。
今回登場するのは、シンガーソングライターの堀込泰行。1997年に実兄・高樹と組んだユニット「キリンジ」のヴォーカル・ギターとしてデビューした後、2013年からはソロアーティストとして活動している。ポップなロックンロールから深みのあるバラードまで数多くの名曲を生み出すとともに、その甘い歌声は聴くものを魅了し続けている。

収録場所となったのはNHKのオフィスの一角。数多くのスタッフが見守る中、田村玄一(ペダル・スティール)、小池龍平(ギター/コーラス)、千ヶ崎学(コントラバス)、北山ゆう子(ドラム/コーラス)、真城めぐみ(コーラス/パーカッション)の“tiny deskオリジナルバンド”の面々と共に登場した堀込。ライブは2021年にリリースしたアルバムに収録されたアップテンポの「光線」でスタート。ペダルスティールの優しい音色が会場を包み込む。続いてコーラスワークで聴かせる「Sunday in the park」、キレのいいドラムが心地良い「New Day」へと続く。ここで土岐麻子がゲストヴォーカリストとして登場。土岐が「本当にここでやっているんですね!」と驚くと堀込は「小さな生音だけでだけでやると楽しいし、やりやすいですね」と応えた。ノリのいいキリンジ時代の楽曲「ビリー」を演奏し、堀込がハーモニカソロを披露した。そしてラストはキリンジ時代の名曲であり、2000年代Jポップの代表曲として知られる「エイリアンズ(Lovers Version)」。土岐のヴォーカルが加わることで今までにない新しい世界観を作り上げていた。
全曲を通して堀込の唯一無二な優しい歌声と手練れのミュージシャンたちによるウォーミングな演奏が会場を包み込み、演奏後はしばらく拍手が鳴り止まなかった。

収録を終えた堀込は「tiny desk concerts」のフォーマットついて「かっこいいなと思っていて、自分もやってみたいなと思っていました。でも、一発撮りだし、出るとしたらそれなりの覚悟がいるんだろうな、とは感じていました」と印象を述べ、実際に体験した感想を「普段はモニタースピーカーを置いて、PAもしっかり作り込んでやっていますが、今回は限られた空間で各自の生の音しか聴こえない状態でした。ここまでシンプルでネイキッド(素)な形でやるのは初めてだったので面白かったです。短い時間でしたけど、いろいろな意味で波乱万丈でした(笑)」と振り返った。そして今回披露した楽曲については「初めての方にも僕の世界が伝わればいいなと、いろんなタイプの曲を用意しました。リズムがしっかりしているものが多くなりましたが、限られた編成でやると多様性の面白みが出ると実感しました。楽しんでいただけたら嬉しいです」と充実した表情を見せていた。

■番組概要
『tiny desk concerts JAPAN×堀込泰行』
【放送】
総合:1月26日 0:25~0:54(25日深夜)
NHK ワールド JAPAN:1月25日 19:10~19:39ほか
【出演】
堀込泰行
田村玄一
小池龍平
千ヶ崎 学
北山ゆう子
真城めぐみ
土岐麻子
【セットリスト】
「光線」
「Sunday in the park」
「New Day」
「ビリー」
「エイリアンズ(Lovers Version)」
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当



