古野電気、「宇宙科学技術連合講演会」に登壇

古野電気は、11/25(火)~28日(金)に札幌で開催される衛星測位技術宇宙科学技術に関する国際会議「第69回宇宙科学技術連合講演会」(宇科連)で講演します!

Xona Space Systems社が提供するLEO PNTサービス「Pulsar」を活用した次世代の衛星測位技術について、当社エンジニアが紹介します。
Pulsarは、既存のGNSS(全地球測位システム)との信号仕様の互換性を維持しながら、信号強度がGNSSの100倍強い信号を実現し、cm級の測位精度を実現するサービスです。
2025年6月に打ち上げられ軌道投入に成功した Xona 社の初号機衛星 Pulsar-0 からの実際の信号を受信した結果を報告します。

Pulsar を利用することで、
(1) GNSSの著しい精度劣化が起こる都市部での精度改善
(2) GNSSでは難しかった屋内での測位
(3) 妨害波やシステム障害などでGNSSが使えない状況での測位の継続
などが期待されます。

当社は Xona 社とともに次世代の衛星測位技術の開発に継続して取り組んでいきます。

<宇宙科学技術連合講演会 概要>
名称: 第69回宇宙科学技術連合講演会
会期: 2025年11月25日(火)~28日(金)
会場: 札幌コンベンションセンター
公式サイト: https://smartconf.jp/content/sstc69/

<講演概要>
講演日時: 2025年11月26日(水) 08:45 – 10:00「低軌道衛星測位システム(LEO PNT)」セッション内
会場: D会場(札幌コンベンションセンター 小ホール)
講師: 高山 洋史(古野電気 システム機器事業部 開発部 開発2課 主任技師)
講演テーマ: LEO PNTサービスPULSARを用いた測位精度の高精度化に関する検討

この記事を書いた記者

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中井弘和
営業部所属
主に企画、広告営業、WEBを担当。
40代から始めたゴルフが、今は一番の趣味。
千葉・栃木方面のコースがお気に入り。