【会場レポート】住友化学、「人と車のテクノロジー展 2025」(パシフィコ横浜)へ出展

 住友化学(本社:東京都中央区日本橋・大阪市中央区北浜、社長執行役員 水戸 信彰)は、2025年5月21日(水)~5月23日(金)までパシフィコ横浜 展示会場(ホールA/B/C)で開催中の「人と車のテクノロジー展 2025」へ出展した。
住友化学は、東京都中央区日本橋と大阪府大阪市中央区北浜に本社を置く、住友グループの大手総合化学メーカー。

 今回の展示テーマは、「ひらめきと技術のめぐりあい」。ご来場者の困りごとやご要望などの“ひらめきのタネ“が住友化学の技術に出会うことで、モビリティを次に動かすチカラになると考えテーマとした。また今回の展示ブースは、DESIGN STUDIO Sの柴田文江氏にアドバイスをいただき、株式会社博展がデザイン・設計を担当。再利用できる資材をメインに、装飾や造作物を必要最小限にした「環境に配慮した設計」となっている。

 ブースでは、韓国の子会社・東友ファインケム社からの初出展品(フィルムアンテナおよびGlassタイプの透明LEDディスプレイ)を含む、全15製品を展示。Glassタイプの透明LEDディスプレイは、ガラスとガラスの間にLEDを実装した透明ディスプレイ。耐候性、安定性、高い輝度で幅広いニーズに対応できる。
 担当者によると、“ひらめきタネ(=ネタ)”は、「未来のバスには、動画広告がラッピングされているかも??」から発想したのだという。 Glassタイプの透明LEDディスプレイは、フィルム型ディスプレイと比較して、より優れた透明度を誇る。よって時間が経過しても黄変および白濁現象が発生しないため常にクリアで美しい透明度が維持できる。またその安定性と透明度を保ちながら、眩しいくらいの明るさを実現できる革新的な製品だと、話した。
 様々なサイズやデザイン、形状での構成が可能なため、屋内だけでなく屋外でも優れた視認性と透明性を提供できることから、多様な製品への運用も検討、開始されていると、期待を込めていた。

※裏から撮影した透明LEDディスプレイ