【Interopレポート】伊藤忠ケーブルシステム~IHSE社製KVMスイッチ

 伊藤忠ケーブルシステムは、「Interop」において独IHSE社製KVMスイッチを展示しした。
 IHSE社と他社のKVMスイッチとの一番の違いは、KVMのビデオとキーボードマウスの制御信号の延長にIPを使っていない点にある。IPとは全く関係のない独自のプロトコルを使用しており、台数の増加によるトラフィック量の増加によりパフォーマンスが低下することがない。さらに、ネットワークとは分離された環境で様々なアプリケーションを使うことができるので、セキュリティ的にも非常に高い。
 また1台1台がIPアドレスを持っていないので、万が一KVMスイッチが壊れてしまった場合でも、KVMを介さず直結すれば即座に復旧できる。IPKVMだと、スイッチと制御サーバーが必要になるため、制御サーバーがダウンしてしまったら、復旧に2時間~3時間を要する。IHSEの場合は制御サーバーがなく、電気的な切り替えをしているだけなのでネットワーク的なシークファンドは全くなく、電気的に切り替えただけですぐ接続される。
 国内の大手キー局のマスター送出関連の設備で採用されており、24時間365日動作する設備として高い評価を受けている。
 この他、イスラエルのHighSecLabsの「KVM COMBINER」も参考出展した。国際基準のCC EAL4+認証や、米国のセキュリティプログラムであるNIAP PP4.0に準拠しており、約100件の特許をワールドワイドで取得し、米軍など高セキュリティが要求される現場で多数の実績を有する。
 KVM COMBINERに接続される各PCはネットワークとは隔絶されたセキュアな環境で使用可能で、各PCの映像出力とキーボードマウスの制御は物理的にKVM COMBINERに接続され、一括での監視・制御を実現する
 監視するPCの台数に応じて複数のモデルをラインナップしており、最大で16台までのPCを接続可能。