【会場レポート】シャープ、「第5回 スマート工場内の搬送系および協働ロボット利活用展」に出展

 シャープ(本社:大阪府堺市、代表取締役 社長執行役員 CEO 沖津 雅浩)は、7月23日~25日まで東京ビッグサイト西展示棟2ホールで開催したTECHNO-FRONTIER 2025(テクノフロンティア 2025)における「第5回 スマート工場内の搬送系および協働ロボット利活用展」に出展した。この展示会は、生産・物流現場の自動化・効率化を支える、搬送装置・協働ロボット・AMR/AGVなどの最新技術を展示。人とロボットの協調による柔軟な製造現場の実現を支援する。

今回は、「デジタルでつなぐ、物流の未来」をテーマに多様化する工場内の物流改革ニーズにこたえるためのさまざまな商材・ソリューションを提案した。
ブースでは、「ロボティクスソリューション」と「工場での省人化、自動化ソリューション」の2つのゾーンにわけて展示。

「工場での省人化、自動化ソリューション」では、Dynabook社製スマートグラスを活用したピッキング支援ソリューションを紹介した。
このソリューションは倉庫でのピッキング作業時に必要な情報を、単眼型(インテリジェントビューアAR100)もしくは両眼型(透過型XRグラスdynaEdgeXR1)のスマートグラスを使用し画面上にガイド表示。棚から目的の物品をすばやく正確に選び出すことを可能にする。探す時間を大幅に削減、経験の浅い作業者や不慣れな作業での取り間違いを解消する。



※製品棚のイメージ


現状の環境そのままで、1セットからのスモールスタートが可能、手軽に導入が行え、導入までのリードタイムも短縮できる。また配置や対象部品が変わっても“画像識別シール”を張り替えるだけで対応できることから、ロケーション変更などにも柔軟に対応でき“ランニングコスト”を抑えることも可能だと、話した。

「ロボティクスソリューション」では、①スリム型スタッカー自動搬送ロボットと②自動棚搬送ロボットを展示。実機のデモンストレーションは、来場者の関心を集めていた。

※「ロボティクスソリューション ゾーン