【会場レポート】ミックウェア ナビゲーションズ、「ケーブル技術ショー 2025」に出展

ミックウェア ナビゲーションズ(本社:神戸市中央区 代表取締役社長 今井田 健太)は、7月24日~25日まで東京国際フォーラム ホールEで開催した「ケーブル技術ショー 2025」に出展した。
当社はミックウェアの子会社で、位置情報サービスやコネクテッドサービス、放送システムなどのソフトウェア開発・サービス提供を行う企業。

今回は、ミックウェアの車載ナビ、インフォテイメントの技術と、旧データブロードの放送システム技術を駆使し、防災、観光、交通・観光の「3つのDX」をテーマに、これまでの放送システム(データ放送・文字放送・緊急L字)以外にコネクテッドTVを活用したサービス予約やリッチコンテンツの閲覧など、ケーブルテレビのインフラを活用した「より良い暮らし」を実現するアイディア・ソリューションを展示した。

「防災DXソリューション」では、防災対応を円滑にする3つのソリューションを紹介。
①「緊急L字システム」は、緊急情報を”L字テロップ”で割り込み表示をさせる。用途に合わせて、画面レイアウトを設定でき、L字表示やテロップで多くの人に情報を届けることができる。地域の災害情報を複数のメディアを通じて発信するとともに、ユーザーごとに必要な情報を届けることで、確実性が高められる。

②エイビット社(本社:東京都八王子市)と協業し、2024年7月リリース自立型河川水位センサー「エイビット電波式(ミリ波)水位計」との連携したソリューションを展示。IoTをフル活用し、低コストで運用可能な遠隔監視システムと、放送用災害情報CMSを連携させることで、有効性を高めた。

※「エイビット電波式(ミリ波)水位計」


③「LINE/Teams連携CMS入稿システム」は、夜間や外出時などPCやメールが使えない環境でも、いち早く入力し発報した内容が担当者間で共有できるため、即効性が高まるという。



今後も「放送と通信」を柱に、常に新しいサービスを開発していきたい、と話した。