【記者発表会レポート】シャープ、新製品「プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機 2機種」を発売

 シャープ(本社:大阪府堺市、代表取締役 社長執行役員 CEO 沖津 雅浩)は、業界最高水準の省エネに加え、洗濯機で初めて生成AIサービスに対応した「プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機」の新製品2機種の発売を発表した。
2025年度「ヒートポンプ式」ドラム式洗濯乾燥機のコンセプトは、「ふんわりカラリ~上質な乾燥、しかも省エネ」。今回の<ES-12X1/12P1>は、約1年ぶりのモデルチェンジとなる。商品特長は大きく3つ。①高い乾燥力と業界最高水準の省エネ、②「タオルケアコース」の新搭載、③業界初となる生成AIサービスに対応。

▽高い乾燥力と業界最高水準の省エネ
・上位モデル<ES-12X1>は、高い乾燥力が好評の「ハイブリッド乾燥NEXT」を搭載。ヒートポンプにサポートヒーターを組み合わせた独自のハイブリッド乾燥方式に加え、温度・湿度センサーやAI制御により衣類に合わせた効率的な乾燥ムラを抑制。仕上がり時のシワも軽減できる。
両機種とも「ネイチャーテクノロジー」を活用した乾燥用ファン(モモンガファン)を採用。乾燥時の風量が約25%アップしたことで、大風量でシワを軽減できた。



※(左)従来の機種を使用 (右)今回の新機種を使用


▽「タオルケアコース」の新搭載
・ユーザー不満の解消、ニーズに応える新コース「タオルケアコース」を創出。技術者たちがタオルの心地よさを徹底的に追及。洗濯・乾燥を繰り返してもタオルの吸水性や肌触りの低下を抑制できた。またニーズ調査によって約30%潜在する“タオルごわごわ派”のための「カラッとタオルコース」も同時に用意。タオル自体をへたらすわけでなく、ボリュームが損なわれにくいように仕上げた。



(左)カラっとタオルコース:ごわごわ (右)タオルケアコース:ふんわり
※さわり心地は違うが、厚み(高さ)はほぼ同じ


▽業界初となる生成AIサービスに対応
・洗濯機で初めて生成AIサービス「COCORO HOME AI」に対応。洗濯機の使い方を知りたいときはもちろん、コートやジャケット、浴衣など洗い方がわからないときにスマートフォンなどでスマートホームアプリ「COCORO HOME」からテキストで質問を入力すると、自然な言葉で返答する。質問の内容に応じて最適な洗濯コースをおすすめするほか、本体に搭載されていないコースもダウンロードが可能。よって、取扱い説明書などを探す、読むことなく、すぐに洗濯を始めることができるという。

※スマートフォン上の「COCORO HOME AI」画像


※取扱い説明書が表示される


その他、液体洗剤・柔軟剤を自動投入する「タンク容量の拡大」や「液だれ防止構造を採用」することで、詰め替え頻度(従来比で約58%アップ)やお手入れ頻度の軽減にもつなげられた、と話した。
発売開始は、上位モデル<ES-12X1>は、2025年9月11日、<ES-12P1>は、2025年9月18日となる。月産台数は、<ES-12X1>は6,000台、<ES-12P1>は3,000台を見込む。

※発表会場の様子