【会場レポート】山田技研、「フクイ建設技術フェア2025」へ出展

 山田技研(本社:福井市花堂南、代表取締役 山田 忠幸)は、2025年9月3日(水)~9月4日(木)まで福井県産業会館 1・2号館展示会場、本館、屋外展示場で開催した「フクイ建設技術フェア2025」(主催:(公財)福井県建設技術公社)へ出展した。
当社は、主に雪氷障害を克服するための技術開発を行う企業。道路や鉄道の冬期交通管理に特化した計測機器やシステム(ロードアイSなど)を開発・製造・販売しており、冬期気象センサー(ウィンターセンサー)や道路パトロール支援システムなども提供している。また、国土交通省や大学、各自治体と共同研究を行うなど、克雪・利雪・環境分野でのコンサルティングや調査研究も手掛けている。

 今回は、主力商品である「ロードアイS」や中小河川緊急治水対策用の「カメラ付河川水位計システム」などを展示した。
「ロードアイS」は、路面性状センサでありリアルタイムでという気路面状況を把握できる。路面をスキャンするように、積雪深・路面温度・路面測定を計測、実施する。
路面を50点で計測するため路面を横断的に計測、路面積雪のわだち部分と非わだち部分を見える化、カメラ画像と組み合わせて、現場状況を的確に把握できるという。
リアルタイムな路面状況をもとに融雪・凍結防止設備の稼働を効率化する、と話した。

※「ロードアイS」実機




 「カメラ付河川水位計システム」は、河川橋梁の欄⼲に取付けるタイプの⽔位計。超⾳波を⽔⾯に向かって発射し、⾳波の反射波によって欄⼲から⽔⾯までの距離を測定する。適⽤河川は中小河川となり、欄⼲から⽔⾯までの距離は、最⼤10mを測定できる。⽔位計測データ及び画像は、当社の提供するクラウドサーバーに伝送され、リアルタイムでWebから確認できる総合システムとなる。水位観測に加えオプションの“気象観測(雨量)”をリアルタイムで配信も可能。簡単設置、緊急対応で現場移動もできる。
また様々なカスタマイズにも対応可能です、と話した。

※「カメラ付河川水位計システム」実機

この記事を書いた記者

アバター
中井弘和
営業部所属
主に企画、広告営業、WEBを担当。
40代から始めたゴルフが、今は一番の趣味。
千葉・栃木方面のコースがお気に入り。