【会場レポート】フォレストシー、「危機管理産業展2025」へ出展

 フォレストシー(本社:東京都江東区、代表取締役 時田 義明)は、2025年10月1日(水)~10月3日(金)まで東京ビッグサイト 西1・2ホールで開催中の「危機管理産業展2025」へ出展した。
当社は、山間部でも利用できる長距離IoT通信規格「GEO-WAVE」と、それに対応したネットワーク構築や各種IoTプロダクト・クラウドサービスの提供を行っている企業。

今回は、独自の長距離IoT 通信規格「GEO-WAVE(ジオウェイブ)」を採用した、様々なセンサーに対応した汎用型センサー接続機器「GeoConnect(ジオコネクト)」、スマートフォンの専用アプリと連動し携帯圏外でもテキスト・位置情報・SOS信号を送受信できる「GeoChat(ジオチャット)」、ウェアブル バイタルセンサー「GeoVital」(東芝製)を出展した。



「GeoConnect」は、様々なセンサーに対応した汎用型センサー接続機器。各種センサーと有線接続しその情報を無線で遠距離送信することで、携帯圏外も多い奥山・中山間地域における河川の水位監視や土砂の崩落監視を可能にする。また地域のインフラ整備の見回り負担軽減にも貢献する。
「GeoChat」は、スマートフォンの専用アプリと連動し、携帯圏外でもテキスト・位置情報・SOS信号を送受信できる端末。ただし音声通信は不可。GEO-WAVEで構築されたIoT通信インフラを介することで、携帯圏外から携帯圏内の相手と双方向のやりとりができ、屋外活動におけるコミュニケーションや遠隔での見守りに貢献する。
「GeoVital」は、「GeoChat」端末及び専用アプリと連携することで、脈拍や外気温に基づく暑さストレスレベルを測定できる腕時計型のウェアラブル端末。利用者の健康状態を遠隔モニタリングすることで、不慮の事故や体調不良などの早期察知が可能となる。

当社は獣害対策分野で80地域以上、林業支援分野で20地域以上の導入実績があり、中山間地域の通信課題に取り組んできた。今度は新たに“防災分野”にも展開していきたい、と話した。

※ブース全体