【会場レポート】古野電気、「第5回 建設DX展 東京」へ出展
古野電気は、12月10日(水)から12日(金)まで東京ビッグサイト 南展示棟で開催中の「第5回 建設DX展 東京」に出展した。
今回は、「宇宙と現場をむすぶ、スマート建設」をテーマに、様々な建設現場に対応可能なWi-Fi環境を構築する「ゼンゲンバLANシリーズ」や「建築現場向け スターリンクMini」などのネットワークソリューションを展示した。また安心・安全な現場を実現する「無線放送システム」、さらにGNSSや音響技術など、当社のコア技術とその応用展開の取組みなども紹介した。
▽「建築現場向け スターリンクMini」
・「スターリンクMini」の特長は、小型・軽量で省スペース設置が可能なこと。耐風性能を強化し、設置の安全性と落下防止対策も整えている。例えば、タワークレーンへの設置も可能だ。通信インフラが断絶した地域での即時ネットワークの復旧など災害時の緊急通信、省スペース設置で現場監視カメラやセンターとの連携など遠隔監視・IoT機器の接続、高速通信でリアルタイムの操縦が可能な移動体・重機の遠隔操縦などのユースケースがあげられる。
※「スターリンクMini」実機

※「KDDI×FURUNO」協業により提供が可能に

▽「無線放送システム」
・無線メッシュ ネットワークスピーカー実機を展示。製品特長は、一斉放送や特定エリアへの個別放送が可能。無線メッシュ接続が可能であり、LANケーブルを大幅に削減もできる。レイアウトも自在であり、導入・増設も簡単にできる。工場・倉庫など作業エリアごとに異なる作業指示や安全喚起(災害時の一斉伝達、熱中症対策など)を伝達できる。商業施設や交通機関などへの使用も期待が膨らむ。

※「無線放送システム」実機

▽コア技術とその応用展開の取組み
・当社は「魚群探知機」における世界的シェアを持つ歴史ある企業。創業時から現在に至るまでさまざまな技術を研究し製品化してきた。今回は当社のすぐれた技術を「建設DXの可能性」をテーマに紹介した。

※超音波技術(魚群探知機)

この記事を書いた記者
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営業部所属
主に企画、広告営業、WEBを担当。
40代から始めたゴルフが、今は一番の趣味。
千葉・栃木方面のコースがお気に入り。



