生成AI大賞2025、グランプリはコロプラ『神魔狩りのツクヨミ』

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2025年12月12日

#Generative AI Japan

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　一般社団法人Generative AI Japan（GenAI、東京都多摩市）と日経ビジネスは12月11日、生成AI（人工知能）の優れた活用事例を表彰する「生成AI大賞2025」を東京都内で開催した。ファイナリストに残った8社・団体のプロジェクトを表彰したが、グランプリにはコロプラの『神魔狩りのツクヨミ』が選ばれた。
　コロプラ吉田氏のコメント「ゲーム・エンタメにAIを使うのはリスクがあり、どうやったら受け入れてもらえるのか。技術的な課題ももちろん多い中で、どちらかというとユーザーにどう受け入れてもらうのかについては苦労したところです。このような賞をいただいたというは大変光栄に思います。
　ゲーム・エンタメの業界の中で、AIを使った新しい体験を追求していきたいと思っています。ただAIを使うだけではなく、どう体験とセットにするか、これをちゃんと考えた上で作品を出せば、ちゃんと受け入れてもらえるということが今回見えました。生成AIを使ってどんどん発展させて引き続き挑戦できたらと思っております」。
　審査委員会を代表して宮田裕章氏（Generative AI Japanジャパン代表理事）は、「2025年の全ての応募者の方々が本当にレベルが高かった。
　これは去年がレベルが低かったというわけではなく、時代が変わったんです。圧倒的に生成AIというものが活用されて実装されるという中で、今年のプレゼンテーション、本当に全てが迫力があって、我々審査員も本当にびっくりしました。
　その中で、このコロクラさんの取り組みは、この生成AIがはらむリスクだったり、恐れだったり、もうあらゆる領域にある不安というものに対して真正面からその取り組み、そしてこの技術の力だけではなくて、コミュニティアーキテクチャですよね。
　ゲームの中で、この生成AIが作ったものをどう位置付けるかということだったり、あるいはクリエイターの金子さんとのこのコミュニティを作る中で信頼関係を作っていくということの重要性を改めて感じました。
　社会の中でどう恐れを受け止めながら前に進んでいくのかという、本当に素晴らしい取り組みを示してくれたと思います」と語った。

この記事を書いた記者

成澤誠: 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。

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